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うーむ……
そもそも、何と読むのか……?


ランプ


読みは「ちゅうこうしょく」と「ちゅうはくしょく」。

蛍光灯やLED電球などの光の種類を表わしたものです。


さてさて、1日の疲れを癒したり友だちなどを呼んでホームパーティーをしたり、仕事をしたり家事をしたり……と、「家」で過ごす時間は様々。

その場面ごとに合わせた照明、というのは、実はびっくりするくらい雰囲気を変えてくれるものなのです。


これは知らないと損。

    あれ? 自分って、こんなに寝つき良かったっけ?

    いつの間にうちの奥さんは料理の腕前を上げたんだ?

    なんか、勉強はかどる~~♪


などなど、その理由の一つに照明を変えたことが関係してくることもあるのです。


ホントなんです!!

「照明マジック」なのです!

(※ その日1日がゆったりと過ごせたため単に寝つきが良くなっていることも、実際に奥様が努力して料理の腕前を上げたことも、その他諸々、すべての理由が照明のおかげというわけではありません)


より快適に過ごすためには、どの部屋にどの照明が向いているのか等含めまして「昼光色」「昼白色」の違いを解説いたします。

照明マジックをフル活用して、皆さまの毎日が少しでもリラックスできる「家」とともに迎えられますよう、そのお手伝いとなれば幸いです。


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「昼光色」「昼白色」はココが違う!


「昼光色」「昼白色」とは、40Wや60Wなど「W(ワット)数」で示された明るさの違い( ← 消費電力の単位。これが増えると明るさも増す)ではなく「色温度」の違いにより分けられたもの。

「K(ケルビン)」の単位で表わされます。


「光の色」を数値に置き換えたもののことを「色温度」と呼びます。


モノを燃やす際、高温になるほど炎の色は青っぽくなるのですね。

ろうそくやライターの炎などでも、芯の近くは青白く、先端に行くほど赤みを帯びた色になります。

中心部分の温度の方高いからです。


こうした違いを温度ごとに表わしているのが「色温度」。

光の色を求める温度のことです。


上記の通り、暖色系では低く、寒色系のものは高くなります。

色温度の低いものから高い順に、


「暗いオレンジ → 黄色 → 白 → 青」


といった感じです。


さてさて、晴れた日であれば、お日様は朝昇り、日没には沈みます(当たり前のことを書いて恐縮ですが)。

お日様が昇り始める早朝はまだ薄暗く、お昼には眩しいほどの日が差し、夕方から夜にかけ、また薄暗くなっていきます。

これら太陽の光にも「色温度」はあり、

  • 昼間: 約5500K
  • 朝日や夕日: 約2000K

程度とされています。

明るい昼間は「色温度」が高く、少し薄暗い朝や夕方の太陽光は低いのですね。


では今度は「昼光色」「昼白色」の「色温度」。

一般的なもので、

  • 昼光色: 6500~6700K
  • 昼白色: 5000K

それほどの違いはありません。

「昼光色」は昼間の太陽光よりも高く、「昼白色」ではわずかに昼間より低い、といった感じ。


ですがこのわずかな差により、


太陽光より色温度の高い「昼光色」ではより青味がかった光の色に

太陽光に近い色温度の「昼白色」では、その光も白い自然なものになる


といった違いが出てくるのです。


また「照明」の世界にはもう一つ「電球色(でんきゅうしょく)」なる「色温度」を持つものが存在しています。

こちらの色温度は「2800~3000K」。

ガクンッと落ちます。

朝や夕方に近い色温度です。


これら「昼光色」「昼白色」「電球色」が市販されている蛍光灯やLED電球などでは一般的な3つ。

つまり、

  • 昼光色: 昼間の太陽の光より、青味がかった光の色
  • 昼白色: 昼間の太陽に近い自然な光の色
  • 電球色: 朝日や夕日に近い、オレンジ色の光

ですね。

「電球色」が入ったことで、お日様の1日の様子が再現されたかのようです。


薄々お気づきの方もおられるかと思いますが、ここがポイント。

リラックスしたいのか集中したいのか、によっても、どの色温度の照明を選ぶのかが、だいぶ重要になってくることがおわかりいただけるかと思います。


    寝る前にお昼の日の光……目が冴えそう……

    オフィスを朝や夕方の光で満たしたら……やる気が……失せる……

    お化粧したいのにオレンジっぽい光の色……あれ? この口紅って「赤」?「ピンク」?……見分けにくい……


のような話です。


ここが大まかな「昼光色」「昼白色」そして「電球色」の異なる「色温度」を持つ光の色の違いです。

まずはこちらを押さえておいていただき、では続いてそれぞれについて、少しだけ詳しく見ていってみましょう。

【※ 他にも、
  • 白色(はくしょく): 4200K
  • 温白色(おんぱくしょく): 3500K
  • と呼ばれる「昼白色」と「電球色」の間に位置するものもあります(が、あまり一般的ではありません)】

    「昼光色」とは?


    昼間の太陽光より若干高い色温度を持つ「昼光色」。

    約6500~6700Kですね。


    そのため、青色が強く反映される光となり、印象的にはスッキリとした、さわやかなお部屋を演出です。

    青色を主体にしたものが多いそのパッケージからも、何となく光の色が想像できます。


    「東芝」製品はそのまま「昼光色」と表記されていますが、他「クール色」「フレッシュ色」などと書かれているものもあります。


    うまいこと表現してくれています(ちなみに前者が「パナソニック製品」、後者が「NEC」)。

    つまり、クールでフレッシュな空間にしたい場合には「昼光色」が適しているのです。


    クールでフレッシュな空間って……?


    ……本を読んだり、勉強や作業を主にする空間ですね。

    「集中部屋」的空間です。


    これには「昼光色」の「青味がかった」という部分が重要なポイントとなってきます。

    昼間のように強い光、というのも含め「青」には脳に刺激を与え活性化させる作用があります。

    脳が覚醒するのですね。


    覚醒した脳で勉強や仕事をすれば、当然効率もアップ。

    しかも明るく文字などもはっきり見えます。



    さらに小物や文房具、カーテンなども「青」で統一すれば、もはや「集中」専門の空間に早変わりです。


    書斎やオフィスにはうってつけの光。


    ですが「集中ルーム」と化してしまった空間ではリラックスが難しいのです。

    当然といえば当然なのですが……


    はっきりものが見える、ということも疲れやすさに繋がります。

    偏頭痛の原因となってしまうこともあるのですね。


    表裏一体。
    でも集中には最適……うーん。


    これは個人差にもよりますが、実際長い間「昼光色」の空間にいると、非常に疲れを感じるかと思います。

    ですが、本当に集中できる色であることも確か。


    昼光色で脳を活性化させるのは諦めるか……
    今まで通り、のんびり作業するか……



    ……今までのんびり作業してたのですね……


    そこはさておき、大丈夫です!!

    現在では「昼光色」から「電球色」まで調節可能な「調色機能付きLEDシーリングライト」なども市販されています。

    部屋の照明には「昼光色」を使わず、上記ライトで作業中だけ照らすのも有効。

    また、手元ライトに「昼光色」を利用するなど、工夫次第で「集中」→「ちょっとリラックス」もうまく調節可能になると思います。

    ぜひ、脳を活性化させてやってください。

    はかどるのです、本当に。

    「昼白色」とは?


    昼間の太陽光に近い色温度を持つ「昼白色」。

    約5000Kです。

    白い自然な色ですね。

    太陽光が部屋を照らしている、といった感じ。

    「ナチュラル色」「マイルド色」とも呼ばれるだけあり、昼白色の光の中に長くいても、特に疲れを感じることはありません。


    「昼光色」のように色により、有効に作用する脳への影響などはありませんが、決して暗いわけでもなく十分集中した作業にも適した光です。

    ですので「昼光色」を間接的に取り入れて、部屋の照明は「昼白色」にする、というのが個人的には勉強部屋や仕事場などでもベストかと思います。


    が、ここはもちろん好みの問題。

    ストイックに作業に徹したければ「昼光色オンリー」でも全く構いません。

    その部屋から出て適度に休憩を取れば、疲れ対策も問題なし。


    ただし、選択の余地がある場合、ぜひとも「昼白色」を使ってほしい場所が一つ。

    クロゼット周りや姿見などのある部屋です。


    「昼白色」以外の「昼光色」「電球色」では、本来の洋服の色や化粧品の色などが実際のものとは微妙に違って見えるのです。

    特に色温度が低い暖色系の光の「電球色」では、洋服などの色も、実際より赤みがかって見えてしまうのですね。

    いざ外に出てみたら「あれ? なんか思ってたより派手?」のように思える洋服の色のだったり、色あせを見落としてしまうことも(赤みがかった光のため)。


    その点「昼白色」なら、安心です。

    なにせ太陽の光に近い色。

    そのまま太陽の下に出ても、見た目にほとんど変化は見られません。


    「昼白色」最大の特徴は「太陽光に近い色」という部分です。

    そのため疲れにくく、長時間過ごす部屋、または集中したい場合にも適しています。

    「昼光色」のように脳に作用する明るさではありませんが、その分 自然な色。

    照明による効果やムード作りにこだわらなければ、一番オールマイティーな明かりです。

    「電球色」とは?


    こちらは名前からもわかりますように、いわゆる「電球」の色です。

    色温度は約2800~3000K。

    「昼光色」「昼白色」に比べ、ずいぶんと低くなります。


    実際には白熱灯の「電球」よりも、その電球に似せた色を再現しているLEDや蛍光灯の「電球色」の方が若干赤みが弱いのですが、イメージ的にはまさに「電球」の光の色ですね。


    裸電球とかの?……なんか……貧乏くさくない?


    ……失礼な……

    「裸電球」と聞くと無条件に4畳半1間の古びたアパートが思い浮かんでしまうのは仕方ないにせよ、「電球色」、侮れないのです!


    まだ電気などのなかった時代。人類にとってその代りとなったのが「火」です。

    食物の煮炊きなどに利用するほか、体を暖めたり、夜間に野生動物から身を守るためにも「火」は大切な存在だったのですね。


    原始的な焚火はやがて囲炉裏から火鉢へ、そして照明としても行灯(あんどん)やロウソク、石油ランプへと進化していきます。

    現在の蛍光灯やLEDなども、元を正せば「火」なのです。


    「電球色」はまさにその「火」を連想させる色。

    足元を照らせば、焚火にあたっているかのような暖かさと落ち着きを感じ、リラックス効果も高まります。

    寝室などには最適ですね。


    また、眠らないまでも、落ち着いた空間で1日の疲れを癒したい場合にもジャストミート。

    リビングなどにもおススメです。


    ですが、人やその家庭により「リビング」の位置づけは案外さまざま。

    ゆったりくつろぐ癒しの空間の場合もありますが、家事などを多くこなす場所でもあるのですね。


    ですので「リビング」だから「この照明」という選び方ではなく、この部屋ではどのように過ごしたいか、という部分が選択のポイントになってくるかと思います。

    先ほども書きましたように、間接照明などを上手に使って、いろいろなニーズに応えられる空間を作り出すこともできます。


    「電球色」の光が演出してくれる空間の特徴は「リラックス」「癒し」「落ち着き」「安眠」などです。


    そして重要な演出がもう一つ。


    夜に焚火を囲んでいる時のことなどを思い浮かべていただきますとイメージしやすくなるかと思いますが、陰影が現れるのです。

    光の部分と影の部分ができることで立体感が生まれます。

    この陰影こそが料理をおいしく見せるマジック。


    「昼光色」「昼白色」のように昼間のような明るさではなく、朝日や夕日のような暗めの光がそうさせるのですね。

    平坦に光を当てられた料理よりも、影により輪郭が際立ったものの方が圧倒的においしそうに見えるのです。

    また、影は料理ばかりでなく食器なども引き立てます。


    一点に光を集める力の強い照明であればあるほど、陰影は強く現れます。

    テーブルに「電球色」のランプなどを置く、などで、さらに雰囲気が出ます。


    もう、こうなったらリビングやキッチンには早速「電球色」です。

    もしかしたらカップラーメンさえいつもよりおいしく見える……かもしれません。


    実際、落ち着いた雰囲気のムードが売りの飲食店やバーなどで使われているのはほとんどが「電球色」です。


    ムードなどより、お昼時の活気メインの食堂やラーメン屋さんなどでは、逆に使われることはほぼありません。

    落ち着いてもらってはちょっと困るのです。


    チャチャっと食べて、次のお客さんに席を譲ってほしい……


    お客さんの回転が命。

    こういった場合に適しているのは「昼白色」の普通の光です。


    ちなみに「和室」にも意外なことに「電球色」は合います。

    陰影のある、わびさび空間といいますか、いつもとは違う趣き(おもむき)のある和室に早変わり。

    落ち着く空間になります。

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    「昼光色」「昼白色」「電球色」、違いのまとめ ♪


    ♦電球1つで2つのあかり。LED電球 光色切替えタイプ ダイニング向け LDA9-G/KU/DN/W【パナソニック公式】



    ……ずっと電球色の下にいたい……
    集中とかしないで、1日中、のんびりしていたい……



    はっ!
    思わず素直な自分が全開に!!


    さてさて、のんびりもいいですが、やっぱりやらなきゃならないことはやらなきゃダメ。

    ではここで、もう一度おさらいです。

    それぞれの場面ごとに、適した照明は何? など、「昼光色」「昼白色」「電球色」の違いを比較しつつまとめていきましょう。

    それぞれの「色温度」は?


    • 昼光色: 約6500~6700K
    • 昼白色: 約5000K
    • △白色: 約4200K
      △温白色: 約3500K
    • 電球色: 約2800~3000K

    • ◎昼間の太陽光: 約5500K
      ◎朝日や夕日: 約2000K

    どんな光の色?


    • 昼光色: 太陽光より青味がかった色
      → スッキリさわやかな清々しい色です。

    • 昼白色: 太陽光に近い白い光
      → 自然な明るさです。

    • 電球色: 赤味を帯びた色
      → 暖かみのある穏やかな色です。

    どんな空間におススメ?


    • 昼光色: 青味がかった光の色は、集中力を高め、脳を覚醒させます
      → オフィスや書斎、勉強部屋など、集中して作業をする部屋におススメです。

    • 昼白色: 自然な光の色のため、微妙な色の違いなども見分けられます
      →「昼光色」同様、集中力を高めたい場合や、長く過ごす場所などにもおススメ。自然な光の色のため、長時間いても疲れません。
      → クロゼット周りや姿見のある場所、洗面所(化粧室)など、特に洋服選びやお化粧の時には、ぜひ。

    • 電球色: 暖色系の赤みがかった光が、暖かみのある落ち着いた雰囲気を演出
      → リラックス空間や就寝時に最適。また、和室に置けば、さらに落ち着いた雰囲気に。
      → また「電球色」のもたらす陰影は、料理や食器類までおいしく見せてくれます。キッチンなどにもぜひ!

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    終わりに……


    気にして見てみたら、我が家ではトイレだけ「電球色」、他はすべて「昼白色」でした。

    まぁ、無難というか、芸がないというか……


    照明の色の違いで料理がおいしく見えたり勉強がはかどったり、と夢のような話ですが、そんな簡単に夢が叶うのであれば、これはやらなければ損。


    また、LEDは初期費用こそ結構掛かりますが、その後の電気代などの維持費(?)は、かなりお安め。

    ですので間接照明などもお手軽に置くことができるのです。

    調色機能付きのシーリングライトもいいですね。


    ガッツリ集中した後「電球色」で、お昼寝……凄く、いい。


    照明って、案外大事だったのですね。

    「昼白色」ほぼ一色の我が家。

    なぜか、今までの時間を返してほしい気分でいっぱいです。

    悪いのはその蛍光灯や電球を何も考えずに買ってきた自分なのですが……


    さてさて、いかがでしたでしょう。

    「昼光色」「昼白色」、そして「電球色」についてのモヤモヤは、少しは薄れましたでしょうか。


    用途に合った照明の色で、ぜひぜひこれからも皆さまが快適な毎日を過ごせますよう、そして私はさっそく「電球色」を買いに行ってきます!


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