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「理解」と「誤解」、「されにくい」と「されやすい」、どちらも全く逆の言葉の組み合わせで作られたこちらの2つ。

……もうすでにその違いを「理解しにくい」2つかも……


ん? その違いを「誤解されやすい」2つでもあるんじゃないの?

喧嘩


「理解されにくい」と「誤解されやすい」、どちらもされたくはないですね。


理解さえしていれば正しく判断することができ、誤解もいずれ解けます。
誤解さえ解ければわかり合えるので、理解も深まるのです。



2つの違い、使い分けるポイントなど、ご解説いたします。

皆さまの「なるほど!」に少しでも貢献できたらうれしいです!


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「理解されにくい」と「誤解されやすい」、ここが違う!

  • 「理解」はしてほしいもの。

  • 「誤解」はされたくないもの。

してほしいことがされず、してほしくないことがされてしまうわけですね。ややこしいですが……


つまり、本来なら人間関係等を円滑にするための「理解」をしてもらいにくいことと、できれば避けたい「誤解」をジャンジャン受けてしまうこと、何となくネガティブのベクトルが「誤解されやすい」方に向かっているような気がしてしまいます。


「理解」とは「人の気持ちや立場を察する」や「物事を正しく解釈すること」または「了解」などの意味を持つ言葉。

「誤解」は簡単に言いますと「間違った理解をすること」です。



つまり、
  • 「理解されにくい」
    → 気持ちや立場を察してもらえず、言っていることが正しく伝わらず、了解も得られない、ということが良く起こる状態や人

  • 「誤解されやすい」
    → 間違った理解、解釈で、その事柄を捉えらえていることが多くあること、またはそのようなタイプの人
となります。


「何となく」のニュアンスの違いですが、まずはここを押さえておいてくださいね。


では続いてそれぞれの言葉の使われるポイント等を見ていってみましょう!

「理解されにくい」とは? 理解されにくい人って、どんな人?


まずは、理解され「やすい」について。どういった場合理解してもらいやすいのかを考えていってみましょう。


それには何といっても「わかりやすい」ことが大切。自分の理解を超えていないものなら、大抵のことはちゃんと理解できるものです。


「砂糖って甘いよね~」と言われて「何を言っているのかさっぱりわからない」と思う方はそうそういないかと思います。
しかし「ジョークラッシュって人間のアゴにもヤバいのかな」などと言われると「へ? 何? なにクラッシュ? 何言ってんの?」となります(たいていの人は)。

もう、何の話なのかさえ不明なので、そもそもの「理解すべきこと」がどれなのかすらわからない状態ですね。


このように、相手の知識の範疇にないことは理解されにくいことの最たるものとなります。


また、ここまで極端でなくても、多数派から見た少数派の考えなども「何でそうなるんだ?」と「理解しにくい」ものとして受け止められてしまいがちですね。

「あの人たちは変わってる人たちだから」というレッテルを貼ってしまうと、もうその時点で「理解しよう」という気持ちが薄まってしまうのです。


多数派に属す人にとっては、多数派の人の意見が「理解しやすい意見」となるわけです。


かといって自分とは違う考え方がすべて「理解しにくい(されにくい)」わけではなく、「言ってることは理解できる、でも自分はそうは思わない」となることもあります。


「理解力の欠如」が「理解されにくい」ことに繋がる、という場合もあります。

小さなお子さんに、難しい言葉を使ってお説教をしても、それは呪文か子守歌です。


「理解されにくい」のはお子さんの理解力とお説教をする側の伝える力のバランス、レベルが合っていないからです。


心の病、または難病と言われる病気なども「理解されにくい」もののひとつ。

自分の持っている知識だけを基準としてしまうと、彼らの苦しさや辛さを、実感を伴って察するには難しいものがあるのでしょう。これにはその病気の知識を増やして対処することができますね。


現代アートなども「理解されにくい」ものかもしれません。

「何でこんなデザインにしたの?!」と作者に聞きたくなる作品や「ダメだ、きっとこの絵を描いた人とはお友だちにはなれない……」と思わず唸ってしまう作品など、「天才は理解されにくい」ということなのでしょうか。


このように「何言ってんのか(やってんのか)さっぱりわからない」に近い発言や行動、難解すぎる考えなどは「理解されにくい」のです。


相手側の伝え方に問題がある場合も、受け取る側の理解力がついていけていない場合もありますが、少なくとも、現段階の自分にとって「どう受け止めたらいいのか」と戸惑うようなことですね。


ですから「理解されにくい」人、というのはその人の本質や伝えたいことが相手に受け入れてもらいにくい人、行動や発言が独特であったり、常識外のものであったりすることの多い人、となります。


その「理解しにくさ」の理由が、受け取るこちら側との考え方や価値観の相違、ということもあり得ます。

「理解しにくい」人が、実際に「不思議ちゃん」系である場合もありますが、もしかすると、受け取る側が「何でわからないんだ? 理解力のない、変わった人たちだなぁ」と思われている場合もあるのです。

(※「ジョークラッシュ」とは「白い戦士ヤマト」という闘犬漫画に出てくる、主人公(秋田犬)ヤマトの必殺技です。知らなくっていいんです)

「誤解されやすい」とは? どんなタイプの人が誤解されやすい?


ではここでもまず「誤解されない」からいってみましょう。


「誤解」とは、先ほども書きましたが「間違った理解をすること」です。


間違わずに理解してもらうために必要なことは?


しっかりと自分の考えや意志を伝えることです。


言いづらいことはついつい曖昧な表現で伝えたくなるもの。

「言わなくても察してほしい……」気持ちはものすごくわかるのですが、こういった場合、実際にピッタリと察してもらえたという僥倖に恵まれる率はかなり低いものとなります。ご経験はありませんでしょうか。


「そっちじゃない! そっちじゃない方のこと!」


ズバリと伝えていれば、このような誤解はないのですが……


また、理解できる部分が多少あった場合、それが完全ではない場合にも誤解は起こり得ます。

パソコンなどの誤変換も、パソコンの誤解から生じたもの。

「もう そうするしかない」。もう、これしか方法がない、の意味で入力したら「妄想するしかない」……、これはパソコンの理解できる単語を駆使した結果の誤解、誤変換です。

あまりにもいつも優秀な変換をしてくれるパソコンに対し、打つ側が勝手に「オレのパソコンはオレの代弁者」的なイメージを持っていたための喜劇とも言えます。

「相手はコンピュータ。的確な指示なしには的確な動作もなし」という認識があれば「もう」と「そうするしか」の間にenterキーを打つこともできたのです。


このように、相手に対し偏ったイメージを持つことも誤解を生みます。

「彼は優しい人」というイメージを一度持ってしまうと「優しい彼ならこうするはず」という思い込みから「だから私が楽しみにしていたプリンを食べたのが彼なわけはない。犯人はいつもニヤニヤしてる(これも思い込み)アイツよ!」という誤解が起き、さらには「彼、最近変わった……私、彼のことなら何でもわかるの。そうよそうよ、もう私のことなんて……」という誤解にまで発展してしまうわけですね(彼が急に無口になったのは本当は歯が痛いだけなのですよ、プリンをこっそり食べたから)。


「誤解をされない」ためには、自分の考えや意志をしっかりと伝えること、そして「誤解をされやすい人」には、
  • 言葉にしなくてもわかってもらえると思い込み、曖昧な言い方をする

  • 他人から見た自分と、これが本当の自分、と思っているイメージに差がある、または自分勝手なイメージで相手を捉え、そのイメージに合わせた会話や言動をしてしまい、間違った伝わり方になってしまう(相手を理解している、と思い込むことも誤解を生む原因となります)

  • 笑顔や会話が少ない(怖い人・つまらなそうにしている人等のレッテルが貼られやすくなり「自分」というイメージの誤解を解くのが難しくなります)

  • 伝わりづらい難しい表現を多用 → 結果、伝えたいことが違った受け取り方をされる

  • そんなつもりで言ったんじゃないのに……が口癖 → 自分の考えや意志をうまく伝えることが苦手
などが挙げられます。


「誤解されやすい」とは、「間違った理解を与えやすい」と言い換えることもできるのですね。

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「理解されにくい」と「誤解されやすい」はこんなに違う! 使い分けのポイントはこちら♪


私たちが普段当たり前のように使っている「悔しい」や「もどかしい」「ほっとする」などと言った言葉も、実は英語圏の方たちには「理解しにくい」言葉なのだそうです。


何で? と思ってしまいますが、例えば上記の「悔しい」。英語では「腹立たしさ・苛立ち・がっかり」といった具体的な感情を表す言葉はありますが、「悔しい」のようにそんな気持ちを混ぜ合わせたような表現は存在していないのです。

♦【海外の反応】日本が大きく誤解されてること「嘘だろ?」驚愕の勘違いが続出!


日本人はガツンと直接的に、ではなく、やんわりと気持ちを伝えたい民族なのですね。

確かにケンカにはならなそう。ですが「理解されにくい」「誤解されやすい」が頻繁に起こってしまいそうではあります。


困りました……


先ほど挙げました「理解されにくい」「誤解されやすい」状態にならないよう、曖昧な表現を避け、相手にもわかるよう相手に合わせた話し方を心掛け、また「あの人ってなんか変わってる」といった偏見を持たれないような言動にも注意ですね!


さて、2つには違いがあること、その違いの部分等、何となくおわかりいただけましたでしょうか。

では「こんな場合はどちらが当てはまる?」といった使い分けのポイントを、いくつかの場面ごとに比較を交えつつ見ていってみましょう。

今日は、こないだ話したあのお店行ってみようよ!……え? ここじゃないんだけど……


「誤解されやすい」話し方です!


素直に「ドン・キホーテ」行こう! と言っていれば、お目当てのパーティーグッズも買い終わり、今頃おいしいお昼ご飯を食べていたはずなのに……

  → さらにここで逆切れなどをすると「女ってホントに理解できない」となり「理解されにくい」にまで当てはまることとなってしまいます。

「アニキ」の方から使ってくれよ(飲食店にて)


微妙ですね。「何言ってんだ? まぁ、いいか」と思われれば調理用語は「理解しにくい」となりますが、想像力のたくましいお客さんが勝手な言葉を当てはめて考えてしまうと、それは「誤解されやすい言葉」とも言えます。

  → 「アニキ」とは古い方の食材のことを指す隠語。お客さんの前で「古い食材から使え」とは言えない調理現場で使われている言葉です。
「店長から何か貰ったのかな? 兄貴の方から先に使えだなんて、ずいぶん序列に厳しい店長さんだ。料理もきれいに食べないと怒られるかも」と妄想しているお客さんにとっては「誤解しやすい」言葉となります。そしてそのお客さんは「誤解しやすい人」ですね。

お風呂に入る時には「ニーチェ」の本を持っていきます。だって入浴中って暇でしょ? 時間がもったいないですよ


ふーん、いいんじゃないですか……「理解できません」!

  → これは彼が変わり者なのか、受け取る側の理解力の欠如が甚だしいのかわかりませんが、少なくとも彼が多数派に属していないことは確かなようです。つまり周りの人たちからは、彼は「理解されにくい人」と見做されている場合が多いです。

この際せっかくなので将来はノーベル賞とか目指してくださいね!

最近課長、笑わなくなったと思わない? あれ、絶対なんか悪いこと隠してるって!


一気にすごいところまで考えが飛んでいきましたね! 何か理由はあるのかもしれませんが、取り敢えず「誤解」です!

  → 「こないだ家で大笑いしてたら娘さんに『パパって笑うと泣いたメーメーみたい。キャッキャッ!』って言われたんだって~。「泣いたメーメーってなんだ? 変な顔なのか? 3歳の子どもの考えてることは理解できん。」って悩んでたらしいよ。「鳴いてる羊のことじゃないですか、課長笑うと目じりが下がるから」って言ったら「なるほど!」ってニコニコしてくれたよ。鳴いた羊に似てた、キャッキャッ! あの課長が悪いことなんてするわけないよね~!」

笑顔が少ないと、なにかと「誤解されやすく」なるようです。とにかく誤解が解けてよかったですね。


永遠に例を挙げ続けてしまいそうなので、ここでおさらいも兼ねて2つのポイントをまとめてみましょう。

★「理解されにくい」ポイント

    ◎本質や意図がなかなか受け入れてもらえない、また、納得してもらえないこと
    ◎通じていない、うまく伝わっていない、納得が得られないなどとも同義
    ◎気持ちや立場を察してもらうことが難しい状態

      →
  • 受け取る側の常識や持っている知識からかけ離れたもの
  • 多数派からみた少数派の意見等
  • 「変わった人」もしくは「これはまったく自分とはかかわりのない世界」のレッテルを貼られてしまうと「理解しなくてもいいや」となってしまうことが多い

★「誤解されやすい」ポイント

    ◎間違った理解・解釈をされやすいこと
    ◎言った言葉の意味などが、本来の意味・目的とは違い、取り違えて解釈されやすい、または思い違いをされやすいこと
     
      →
  • あいまいな表現などで言葉の裏を読み取ってもらおうとすると、大抵表のみが受け取られる
  • 専門用語を多用するなど、相手の理解力を考えに入れずに話すと、ものすごい勘違いをされたまま話が進んでいることもある
  • 「あの人はこういう人」というレッテル・偏見を持たれやすい言動(笑顔が少ない・あまりしゃべらない・コミュニケーションが苦手)により、「だからこう」という勝手な結論が植え付けられるという、思い込まれた人格レベルでの「誤解」からくるものもある
  • そんなつもりで言ったんじゃないのに……言いたい気持ちはわかりますが、言葉は口にした瞬間から受け取る側に解釈の権利が渡るものです。「誤解されやすい」と感じた時には、発言(行動)の前に、どう伝わるのか、一旦考えてみると、驚くほど誤解は防げるものですよ!


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終わりに……


「理解されにくい・誤解されやすい」、今まで「なんでわかってくれないの!」と思っていたけど、もしかしたら自分の言動が原因だった……な部分が結構あったのかも……


大丈夫ですよ! 気づいたら防げますし、知っていれば「理解しにくい・誤解されやすい」人との話も、もう少し辛抱強く聞くことができるかもしれません。


日本人の、あいまいな表現を好む文化は、決して悪いことではありません。本来ならとても美しい表現なのですね。

ですがそこには曖昧さゆえの「誤解」や「理解しにくい」がちょびっとだけついてくるのです。

あいまいでも、受け取る相手の立場に立って接するようにすれば、問題なく人間関係は成立します。


相手を誤解しないためには、その相手を理解しようとすること、理解してもらうためには、相手に誤解を与えないよう、意見や考えを伝える姿勢が大切なのですね!


いかがでしたでしょう。

皆さまの円滑で楽しい毎日のお役に少しでも立てていたら幸いです!


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