オイスターソース 大さじ2
しょう油 15ml
鶏がらスープの素 5g
水 10㏄ 
片栗粉 小さじ1



大さじ・小さじ・㏄・ml・g……
ダメだ……おいしく作れない自信しかない……



計量スプーン


本やネットなどでレシピを調べていると、たまにこういうとんでも表記に出会うことがあります。

※ ここまでバラバラなのはめったにありませんが、『ml』で統一された計量記号(単位)の中に1つだけ『g』とかは、案外ある


日常的に調理をされている方なら、『㏄・ml・g』の単位より『大さじ・小さじ』などのほうが身近かも。


でも、たまに不意打ちのように『ml』とかが出てくる……

そしてそのレシピではない(大さじ・小さじ表記オンリーの)レシピを新たに探す……


これもよくあります(とくに私の場合)。

ここはもう、『㏄・ml・g』の違いを押さえておいてしまいましょう。


── ということで、


“『㏄・ml・g』って、なにが違うの? 使い分けは?”

“計量スプーンの大さじとかって、水に換算するといくつになるの?“



などについて。

『よく使う調味料を水で換算』も含め、紹介いたします。

それではさっそくみていきましょう。



『㏄・ml・g』の違いは?

はじめに答えを書いてしまいますが、


    ■ ㏄(シーシー / キュービック・センチメートルの略)

    → 体積を表す単位記号


    ■ ml(ミリリットル)

    → 体積を表す単位記号


    ■ g(グラム)

    → 質量を表す単位記号


この中で『g』だけが質量(重さ)を表す単位。


『㏄』と『ml』は表記のしかたは違いますが、どちらも同じ意味をもつ言葉(というか記号・単位)です。


なので、


    “しょう油15ml = しょう油15㏄”

    “水10㏄ = 水10ml”


ml(㏄)で書かれたものは㏄(ml)に変換して考えてもOK。


でもg表記の場合だけは、注意が必要。


“体積(㏄・ml) = (質量 / 重さ / g)” 


ではないんです。


3つのうち、ちょっと仲間外れっぽい『g』はいったん置いておいて、まずは『㏄』と『ml』。

なぜ2つの表記があるのか、何が違うのかについて簡単にみていきますね。



同じことをいっている『㏄』と『ml』、じゃ、なんで2つの表記があるの?


メートル


現在では『メートル』といえばたいていの国で同じ長さを示すものとして共通の言葉なっていますよね。


でも、かつては国や地域ごとに独自の単位が使われていました。


小さな地域だけでやり取りが行われている分にはとくに問題は起きないんですが、国際的な交流が盛んになってくると、


    「すみませーん。ガソリン15リットルお願いします」

    「すみません……『15リットル』って『何△〇(← その国で使われている単位)』のことっすかね?」

    「いや……15リットルは15リットルなんすが……」


ガス欠決定……


それは困る、ということで、


“長さとか重さとか、いろいろ単位を統一させとかないと何かとマズいんじゃない?”


に、なったんですね。


これが、『メートル法』。

このとき新しく誕生したのが、予想通り、


“メートル(m)”


という長さの単位です。
(メートル法なので)


このメートルを基準に、


    “質量・重量には『1㎏(キログラム)』


    “体積の単位で液体なら『1ℓ(リットル)』

    ※ 現在は1d㎥が基本単位になっていますが、こんがらがるので、現単位はスルーで(1d㎥ = 1ℓです)


    “液体以外の体積には『1㎥(立方デシメートル)』


などの単位も統一されていきました。


    ※ このメートル法を起源にして作られた国際的な単位系が現在の『国際単位系(SI単位系)』とよばれるものです


  • 長さ(メートル)
  • 質量(キログラム)
  • 時間(秒)
  • 電流(アンペア)
  • 熱力学温度(ケルビン)
  • 光度(カンデラ)
  • 物質量(モル)

  • の7つの基本単位が採用されています

    現在『メートル法』を採用していない国は『ミャンマー・リベリア・アメリカ』の3か国のみ


だからなに? かもですが、ここを薄っすら押さえておいたうえで『㏄・ml』をみていくと、どうして2つの表記があるのか、わかりやすいと思いますよ。



『㏄』とは?


体積


体積を表す単位記号。

レシピなどでは主に調味料などの液体の体積(容積)を表すときに使われている記号です。


で、ですね。
これ、ちょっとややこしいんですが、


  • 読みは『シーシー』

  • でも意味は『キュービック・センチメートル(Cubic Centimeters)』(の頭文字をとったもの)


そして、この『キュービック・センチメートル』っていうのは何なのか、というと、


“㎤(立方センチメートル)”


のことなんです。

(※ 『㎤(立方センチメートル)』の小さい『3』が非常に見づらいので、以下、表記としては間違ってますが『cm3』で書かせていただきます)


つまり、


    ■ シーシー = キュービック・センチメートル


    → 1キュービック・センチメートルの意味: 1立方センチメートルのこと

    → それを単位記号で表すと: 1cm3

    → キュービック・センチメートル(Cubic Centimeters)の頭文字を略すと: 1㏄”


こんな関係です。


シーシーのほうが言いやすいけど、なんとも紛らわしい……


正式な言い方・表記のしかたは『cm3』のほう。

㏄は、その『cm3』の意味を持つ英語(Cubic Centimeters)を略しただけの記号なので。


国際的にも『㏄ではなくcm3を』とされています。

日本でも推奨されているのは『cm3』表記のほうです。


なんですが、


    牛乳 200cm3

    水 15cm3


……って、あんまり、というかほぼゼロで、見ないですよね。


なので、


“『㏄』というのは『体積』を表す単位にあてられた記号で、正式には『cm3』”


のように一応覚えていれば大丈夫です。


公式な文書などで、体積の計量をした結果を書く場合には『cm3』を使ってくださいね。

『ml』とは?


容器


こちらも体積(容積)を表す単位記号。

㏄同様、レシピなどでは主に液体の調味料の分量を表すときに使われています。


すでに書いちゃってますが、扱いとしては㏄とまったく同じ。


“㏄ = ml”


が、


“じゃ、なんであえてmlなの?”


ですよね。


㏄は『キュービック・センチメートル』なので、長さの基本単位『メートル(m)』がおおもとになっています。


1㎝は1mの100分の1。

1mは100㎝です。


なので1cm3というのは、


    “1㎝(1mの100分の1) × 1㎝ × 1㎝ = 1cm3 = 1㏄”


これが『1㏄』の体積の求め方。


そしてml。


これは『ミリリットル』。

リットルの『ミリ』です。


で、『ミリ』というのが、


    “基本となっている単位の1000分の1ですよ”


という意味を持った言葉です。


ということで、


    “1ml = 1ℓの1000分の1の体積”


こちらも基本単位の1ℓから、順番に1mlの体積を割り出していきますね。


    “1ℓ = 1000ml”


続いて1ℓを『立方センチメートル(cm3)』に変換です。

小学生のときにたぶん、ここらへんの勉強はしてるはず。


    “1ℓ = 10㎝ × 10㎝ × 10㎝ = 10000cm3”


です。


そしてまたちょっと前に戻って、


    “1ml = 1ℓの1000分の1の体積”


だから、


“1000cm3の1000分の1 = 1cm3”


結果は㏄のときと同様、『= 1cm3』になります。


ただ、


    ■ 1㏄

    → 基準となる単位『1m』の100分の1にあたる『1㎝』を辺にもつ立方体

    = 1cm3



    ■ 1ml

    → 基準となる 『1ℓ(= 1000ml)』の1000分の1の体積をもつ立方体

    = 1cm3


基準が違う。

2つの表記がある理由は、これだけです。


“×”とか“㎥”とか“数字”とか、数学(算数)チックなものが並ぶため、なんだか面倒くさい感じになっていますが、要するにどっちも言ってることは同じ。


体積を求めるための基準点の違いにより表記が2つに分かれている、です。



『㏄』と『ml』の使い分けは?


ml表記もレシピなどではよく目にしますよね。


㏄・mlごちゃまぜは混乱のもとですが、どちらかに統一するなら好みで使い分けていいと思いますよ。


でも、正式には、やっぱりmlも『cm3』です。


“『ml』というのは『体積』を表す単位にあてられた記号で、『㏄』と同じ。正式には『cm3』”


ここだけは押さえておいてくださいね。



さて、レシピでは『㏄・ml』のほか『大さじ・小さじ・○○カップ』などの用語も使われますよね。


彼らが何を表しているのかも簡単に挙げておきますね。



『大さじ・小さじ・カップ』とは?


    ■ 大さじ(水換算)

    15ml / 15㏄ のこと


    ■ 小さじ(水換算)

    5ml / 5㏄ のこと


    ■ 1カップ(水換算)

    200㏄ / 200ml のこと
    (どちらかというと、『㏄』で書かれることの方が多いです・でもどっちでも意味は一緒)


冒頭に出てきた、


オイスターソース 大さじ2
しょう油 15ml
鶏がらスープの素 5g
水 10㏄ 
片栗粉 小さじ1



これらは、


  • オイスターソース 大さじ2: そのまま単純に大さじ2杯分使用

  • しょう油 15ml: 15㏄もイコールですが、大さじ1杯も15ml(㏄)なので、大さじ1でもいけます

  • 水 10㏄: 10mlと同量 / 小さじ1杯が5ml(㏄)なので、小さじ2杯にしても同じ

  • 片栗粉 小さじ1: 小さじ1杯分


こんな感じに変換できます。


が、問題は、


“鶏がらスープの素 5g”


です。


“小さじ1杯『5ml(㏄)』なんだから、ガラスープの素も小さじ1杯でいいんじゃないの?”


じゃないんです。


大さじ・小さじ表記になれていると、ついこう思ってしまいますよね。


私も普通に『小さじ1杯』のガラス―(略した)で調理していましたが、なんか味が薄いというか、しまらないというか……


なぜならさっきチロっと書きましたがg(グラム)は、質量(重さ)を表している単位で、


“質量 = 体積” ではない


だから。


こちらも先に正解を書いてしまうと、


”ガラスープの素 5g = 小さじ 1.666……”


小さじ1杯だと、少ないんです。


計量カップや計量スプーンはあくまで『容量(体積・容積)』をはかるためのもの。

『㏄・ml』用のはかりです。


『重さ(質量 / g)』を量るものではないので、そのまま『5g = 小さじ1杯』のように変換してしまうと、切ないできあがりになってしまうことも。

(そしてその率はけっこう高い)


ということで続いて『g』です。


こちらも簡単にみていきましょう。



『g』とは? ㏄・mlとの違い・使い分けは?


グラム


物体そのものの量を表しているのが『g(グラム)』。

レシピなどでは主に固形物・粉末の重さ(量)を表すときに使われている単位です。


メートル法で『質量・重量』の基本単位とされているのは『㎏(キログラム)』。

そしてgは、


    “1㎏の1000分の1”


これが1gの質量です。

ちなみに1円玉も1g。


厳密にいうと、重力が変わればものの重さは変わるので『= 重さ』にはならないのですが、地球上にいる限り(かかる重力は変化しない)『= 重さ』と考えておいて大丈夫です。


ただ、月などで調理するときは話は別。


『質量 = 重さ』にはなりません。

そして地球上だとしても『質量 = 体積』にはならない。


体積というのは『1cm3』だとしたら、1㎝の辺をもつ立方体のことなので、『大きさ』のようなものですね。


1cm3の立方体(たとえばサイコロとか)より2cm3のもののほうが大きい。


ですが、同じ1cm3のプラスティック製のサイコロと純金でできたサイコロだったら、純金製のもののほうがものすごく重くなります。

同じ大きさ(体積)のものでも重さが変わってくる。


その割合が『比重』です。


で、基本単位とか基準がたくさん出てきて申し訳ないんですが、この比重の基準とされているのが『水』なんですね。


この辺1㎝のサイコロの中に水を入れた場合に限り、


    “1cm3の中身 = 1㏄ = 1ml = 1g”


体積(㏄・ml)と質量(g)がイコールになります。


水の比重が『1』なので、1cm3の中身の重さも同じく1g。
(サイコロの厚みはこの際考えません)


では、今度はここにガラスープの素を入れてみます。


そして(サイコロ自体の重さを差し引いて)重さを量ってみると、0.6g。

ガラスーの1cm3あたりの重さ0.6gを基準となる水の1gで割ると、当たり前ですが0.6。


これがガラス―の比重。


“鶏がらスープの素の比重は、同じ体積の水と比べると軽い”


です。


だからレシピ通りの5gにするには今度は逆に5を3割った分量、『小さじ1.666…杯』が必要になってくる、という仕組み。


500㏄のミネラルウォーターなら素直に500gなんですが、


“100%果汁のジュース”


とかだと、これまた水との比重が変わってくるため、重さ(質量 / g)は変わってきます。


売っているジュースなどの表示を見てみると面白いですよ。


『g』で表示されたものと『ml・l』のものと、分かれてます。
(※ 『㏄』はほとんど使われていません)


水と比重がほぼ変わらない飲料水は『ml』で表示され、100%ジュースのように比重が違うもの(重い)は『g』での表示になっているはずです。

『g』の使い分けは?


    “重さ(質量)には『g』”

    “レシピなどでは固形物・粉末の分量を表すときに『g』”

    “液体でも比重が変わってくるものには『g』”


これが『ml・㏄とg』はイコールにならないという違い。


違いはわかった。でも大さじ・小さじ表記以外のレシピへのモヤモヤはいったいどうしてくれるのかしら……?


ですね……


では最後になりましたが、よく使う調味料などの水換算・変換をご紹介です。



よく使う調味料を水で換算してみると?


以下に挙げるものは、あくまで重さの違いです。


『小さじ1』のように書いてあるなら、小さじ1分の調味料を使ってくださいね。


数字も一応の目安です(『水1に対し、○○をかけて換算』も含め)。


メーカーなどによっても微妙に差が出てきます。


キッチンスケールや計量用の量りを1つ用意しておくと、安心ですよ。


また、食品により 量が増えると『大さじ・小さじ』で測ったときの比重とかけ離れた重さになってくるものもあります(なのであくまで参考までにどうぞ)。


とくにお菓子作りでは材料や調味料など、少し量が違うだけで、できあがりにとんでもなく影響してきますので……



水と比重が同じ食品(調味料など)


  • 料理酒
  • 生クリーム
  • お酢
  • おろしにんにく  など

  • → 大さじ1(15㏄)なら15g 

    → 小さじ1(5㏄)なら5g 

    → 1カップ(200㏄)なら200g 

水と比重が近いが、1カップ以上になると重さが変わってくる食品


  • 牛乳: 1カップ 203g

    → 水1に対し、1.05をかけて換算


  • ケチャップ: 1カップ 230g

    → 水1に対し、1.15をかけて換算


  • ヨーグルト: 1カップ 210g

    → 水1に対し、1.05をかけて換算


大・小さじの分量でも水より重い食品


味噌


  • しょう油

    水1に対し、1.15



    ※ しょう油小さじ1なら

    “水の場合小さじ1 = 5mlなので、これに1.15をかけ = 5.75(約6)g”


    → 小さじ1(5㏄): 6g

    → 大さじ1(15㏄): 18g

    → 1カップ(200㏄): 236g


  • みりん

    水1に対し、1.15 / みりん風調味料の場合は『水1:1.25』


    → 小さじ1: 6g

    → 大さじ1: 18g

    → 1カップ: 230g


  • ソース(中濃もウスターでも)

    水1に対し、1.2


    → 小さじ1: 6g

    → 大さじ1: 17g

    → 1カップ: 240g




  • 水1に対し、1.2


    → 小さじ1: 6g

    → 大さじ1: 18g

    → 1カップ: 240g


  • 味噌:

    水1に対し、1.15


    → 小さじ1: 6g

    → 大さじ1: 18g

    → 1カップ: 230g


  • はちみつやメープルシロップ、水あめ

    水1に対し、1.4


    → 小さじ1: 7g

    → 大さじ1: 21g

    → 1カップ: 280g


  • おろししょうが

    水1に対し、1.2


    → 小さじ1: 6g

    → 大さじ1: 17g

    → 1カップ: 240g

水に比べ比重が軽い食品


  • 上白糖

    水1 : 上白糖0.65


    → 小さじ1: 3g

    → 大さじ1: 9g

    → 1カップ: 130g


  • グラニュー糖


    1 : 0.9


    → 小さじ1: 4g

    → 大さじ1: 12g

    → 1カップ: 180g


  • ※ 糖分が多く使われている飲料水の表示には『ml』ではなく『g』が表示されます

    もとの比重が軽いため、甘くするにはその分たくさんの糖分を入れる必要があるんですね

    結果、飲料水自体の比重は水よりも重くなる……ので『g』表示

    飲料水の多くは『ml』表示です

    『g』のものは比重が変わるほど糖類が使われているということに


    ※ 果汁100%などは別

    また、炭酸などが抜けてくることで重さが変わってくる炭酸飲料などの場合は『g』が使えないため、糖類うんぬんに関係なく『ml』で表されているそうです

    糖質を気をつけている人はチェックしてみてくださいね



  • 油・バター・マーガリン

    1 : 0.9


    → 小さじ1: 4g

    → 大さじ1: 12g

    → 1カップ: 180g

  • 水換算


  • コンソメ・ガラス―

    1 : 0.6


    → 小さじ1: 3g

    → 大さじ1: 9g

    → 1カップ: 110g


  • マヨネーズ

    1 : 0.95


    → 小さじ1: 4g

    → 大さじ1: 12g

    → 1カップ: 190g


  • コショウ

    1 : 0.5


    → 小さじ1: 2g

    → 大さじ1: 6g

    → 1カップ: 100g


  • 強力粉・薄力粉

    1 : 0.55


    → 小さじ1: 3g

    → 大さじ1: 9g

    → 1カップ: 110g


  • 片栗粉

     1 : 0.65


    → 小さじ1: 3g

    → 大さじ1: 9g

    → 1カップ: 130g


  • パン粉

    1 : 0.2



    → 小さじ1: 1g

    → 大さじ1: 3g

    → 1カップ: 40g


  • コーヒー / インスタントの粉状のもの

    1 : 0.3


    → 小さじ1: 2g

    → 大さじ1: 3g

    → 1カップ: 70g


『㏄・ml・g』の違いをまとめる


    ■ ㏄とmlは同じ

    → どちらもその物質(食品でも調味料でも、その他の物質でも)の『体積(容積)』を表すときに使われる単位記号

    → 体積というのは簡単にいうと、そのものの『大きさ』のこと

    → 正式には『cm3』



    ■ ㏄

    → mlと同じ意味だが、体積を求める際に基準となっているのが『m → cm』

    → cm3の意味を持つ『キュービック・センチメートル(Cubic Centimeters)』頭文字をとって『㏄』



    ■ ml

    → ㏄と同じだが、基準となっているのは『ℓ』

    →『1ℓの1000分の1』がmlの意味



    ■ g

    → 体積ではなく『質量・重量』を表す単位記号

    → 基準となっているのは『㎏』

    →『水との比重の違い』があるため『㏄・ml = g』にはならない食品も多くあるので注意


3つの使い分け


『g(グラム)』表記の場合だけ、計量カップや計量スプーンなどでははかれないものもありますので、気をつけてくださいね。


正確にグラムを量りたい場合にはキッチンスケールや計量用のはかりをお使いください。


『㏄・ml』は正式には『cm3』です。


が、レシピに『cm3』があると、違和感の圧に軽くビビりますので、どちらか1つに統一してお使いいただければ、と思います。



終わりに……


『㏄』や『ml』だとレシピなどに使われる身近な記号に感じられますが、『cm3』……

急に小むずかしく思えてきてしまいます。


『この立方体の体積を求めなさい』
『〇ℓは何dcm3になるか』



だいたいなんで液体の『ℓ』が一辺『〇cm』の立方体『cm3』に変換されるのか、謎ですよね。


数学はもちろん、算数も大っきらいだったので……私には謎でしたよ……


でも、全部㏄とかに置き換えちゃうと、ちょっとだけかわいらしくなるかも。

この立方体(中身はしょう油)とこの立方体(みりん入り)を組み合わせて、生姜焼きつくるか、とか。

算数と調理のタッグ。



── ということで、『㏄・ml・g』の違いでしたが、いかがでしたでしょう。


『㏄とml』は結局同じ。


“何かが違うにちがいない”

と思って悶々(もんもん)としていた日々……



なんとなくダマされたような気もする。

けど、同じなら同じのほうが楽でいいです。


くり返しになってしまいますが、『g』表記のものだけは注意してください。

味の濃さや薄さが残念なことになってしまいますので。


いろいろな割合の『㏄・ml・g』を使って、おいしい料理をつくってくださいね。


皆さまの計量単位表記に対してのモヤモヤも、少しでも薄れていましたらうれしいです。



ではでは。
最後までおつき合いいただきありがとうございました。


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