最も手軽な情報発信ツールとして『ツイッター』を利用している国内ユーザー数は3500万人(2016年)、海外を含めての総ユーザー数は3億2000万人です。すごい!!
誰かのツイート(発言)をフォローし、誰かにツイートをフォローされ、知らない誰かとも繋がれるツイッター。
……フォローとかフォロワー、普通に使ってるけど、実際なに? IT用語とかっていうやつ?
フォロー数とフォロワー数、自分のってどうなの? 多いの? 少ないの? え!? 偏ってるの?
などなど、あまりに当たり前に使っているため、よくよく考えると「なんだっけ?」なことは結構出てくるものですね!
別に知らないままでも使いこなせる『ツイッター』ですが、せっかくなので『フォロー・フォロワーの違い・その比率の基準』についてちょっと詳しく解説させていただこうかと思います。
知っといてもまぁ、損ではなかったか、と思っていただければ幸いです!
目次
ツイッターのフォローとフォロワーの違いを超簡単に説明
2006年10月にアメリカで生まれた『ツイッター』。「今、何してる?」をとにかく更新していく、というだけの非常にシンプルなwebサービスとして始まりました。
本当にただの『ひとり言』です。
「今、何してる?」「授業中……」「○○のコンビニで昼ご飯物色中!」のような感じですね。
そこに『フォロー』機能が加わることにより、ツイッターは現在のような情報発信の便利なツールとしてレベルアップすることとなります。
『フォロー』はIT用語ではなく普通の英語。足りないところを補ったり、例えば事件など、一段落した後も追い続け、何かすべき問題があれば対処する、などの意味を持ちます。
ツイッターでは『フォローする』と、その人のツイートが、常にご自分のホーム画面のタイムライン上で表示されるようになります。その仕組み=フォロー、とお考えください。
そして、あなたがフォローしている人にとっては、あなたが『フォロワー』、ということになります。
逆に言えば、あなたのツイートを常にタイムライン上で表示させて読みたい! とあなたをフォローしてくれている人があなたにとっての『フォロワー』ですね。
直訳すると「随行者・信奉者・信者・信徒」。
そこまで大げさではないですが……
つまり、
- そのツイートをご自分のタイムライン上で常に読みたい → フォロー
- あなたのツイートをフォローしてくれている人 → フォロワー
あなたがフォローしている人が必ずしもフォロワーとなるわけではなく、またあなたのフォロワーだからその相手をフォローしなくちゃ、ということもありません。
2つは、このように「2つでひとつ」的な関係の上での違いを持ちます。
大まかな違いですが、とりあえず覚えておいてくださいね。
フォローとは?
『フォロー』と『フォロワー』の違い・関係が、だいたいお分かりいただけたでしょうか。では続いて、それぞれの具体的な使われ方などを、少し細かく見ていってみましょう!
「単なるひとり言」から情報発信ツールへの変貌を遂げた『ツイッター』。
そのひとり言があなたにとって興味のあることだったら、ついひと言、何か付け加えてみたり「わたしも!」などと伝えたくなったりするもの。
では伝えましょう!
『リプライ(返信)』といい、「@の後に相手のユーザー名」から始まるツイートをする」ことで、あなたのツイートはその相手宛てのものとなります。
先ほどの例でいいますと、あなたのタイムライン上にはフォローしているユーザー名Aさんの「授業中……」 → 「終わったぁ!」 → 「サイ○リアって、なんでこんなに安いの! ワンコインランチ、コスパよすぎ!」など(こんなに頻繁にツイートしていれば)といったものが表示されています。
『リプライ』であなたの『サイ○リア情報』を教えてあげてください。
「でも今日は水曜日、実は日替わりランチもすごくおいしい日ですよ!」
あなたのリプライを受け取ったAさんが「その情報、他の人にも教えてあげたいな」と思った場合、Aさんは「Aさんのフォロワー」さんたちにあなたのツイートをシェア。これが『リツイート』です。
あなたがAさんしかフォローしていなくても、Aさんの『リツイート』を受けた人(Aさんのフォロワー)のツイートは10分ほど表示されることになります。
などなど、このような『フォロー』によって、ツイッター誕生当初の単なるひとり言は「おしゃべり」へとコミュニケーションの幅を広げていったわけですね!
フォロワーとは?
さて「おしゃべりの相手」がいないことには単なるひとり言になってしまう『ツイッター』。できれば、ご自分のツイートをフォローしてくれて、たまにはリプライ、または拡散してくれるリツイートなどがあれば「ツイッターテンション(そんな言葉はありませんが)」もおのずと上がってきます。
どれだけ相手を『フォロー』しても、その相手がフォローし返してくれず、あなたの『フォロワー』となってくれなければ、(リプライ以外の)あなたのツイートは相手のタイムライン上には表示されません。
たくさんの人におしゃべりの相手(フォロワー)となってもらうには、
- ツイート自体の精度(情報発信系)
- プロフィールの精度(プロフィール系)
ツイートの内容に面白味がなければ「ふーん」、で終わってしまいます。ごくたまーにしかツイートがないのも、フォロー欲を下げますね。
また、あなたの趣味など、共通点の多い人のツイートを見て、気に入った人がいればフォローし、その際に『無言フォロー』ではなく、挨拶等を書くことも大切。
ツイッターは手軽で気軽なコミュニケーションツールですが、画面の向こうにいるのは生身の人間です。最低限のマナーを守り、相手との適度な距離感も忘れずに!
プロフィールはあなたの『顔』です!
なるべくならアイコンにも気を配りましょう。デフォルトアイコンのタマゴのままは、う~ん……な感じです。
あなた自身のこと(塾の講師です! とか趣味で陶芸やってます! など)もある程度詳しく伝えてください。
「こんなこと中心にツイートしてますよ」的なことを書くのも、同じようなことに興味を持っている人たちと繋がるきっかけとなります。
あなた自身を知ってもらう『プロフィール』と、あなたが実際発信したい内容(情報発信系)。ツイッターが楽しいツールとなるために、はずせないポイントです!
ぜひ、多くの人とコミュニケーションをとれるよう、素敵な発信を楽しみにしてますね!!
フォローとフォロワーの細かな違いと比率のお話
長々と書いておりますが、これも誰も読んでくれている人がいなければ「ひとり言」にしては長すぎる……何でしょう? 時間と手首のムダ遣い、でしょうか? 虚しいかも……『ツイッター』でも同じ。
たとえ140字以内の文章だとしても、なるべく多くの人にツイートを読んでほしい! 『フォロワー』が多い方が、なんかカッコいい!
まずは色々な人のツイートを読んで、気になる人をチェックしていきましょう。
フォローユーザーを見つける!
あまりにも多くの人がツイートしているため、どこから見つければいいの?となってしまいますね!そんな時は、ホーム画面の
◎「検索ボックス」から: 友だちの名前や興味のあるキーワードで探す
◎「見つける」から:
-
→
- 「カテゴリー別に見る」を選び → 有名人・著名人のツイートを
- 「友だちを見つける」 → ご自分のアドレス帳からツイートに参加している友だちを
- 「アクティビティ」 → フォローしているユーザーがフォローしていたり、お気に入りにしているユーザーたちを参考に、自分でも気になるツイートをしている人をチェック
フォロワーになってもらうには?
◎プロフィールを充実させる:→
- 未入力部分はないですか?
- ご自分の情報もある程度伝えましょう!
- IDは、名前とは別のものをつけましょう!
- アイコンはなるべく個性的で好感を持たれるものを! 好きなタレントさんの顔写真などは逆効果なことも。
けれど、相手が「リプライくれた人、どんな人かな?」とあなたのプロフィールを見た時、上記部分が曖昧だったり雑、と感じられると「この人のフォローはやめとこう……」となってしまいます。
◎発信内容を充実させる:
→
- 内容がおもしろいのはもちろん、あなたの得意分野に特化したツイートなどもいいですね!
- ツイート頻度にも気をつけて! ものすごく少ない、または多すぎる(フォローが大変そう)などもフォローを避けられる要因の一つです。
ところでよく聞く『フォロバ』ってなに?
『フォローバック』、フォローしてくれたユーザーさんにフォローし返すことです。そうする規則等はないのですが、ついつい「ありがとね~」の気持ちから、こちらもフォローしてあげたくなるもの。
けれど、こうして『フォロー』数が増えすぎると、タイムライン上はツイートの嵐に……
本当に欲しい情報などがその中に埋もれ、あっという間に流れ去ってしまうことにもなりかねません。
フォローするよりフォロワーを増やす方が大変じゃない!?
はい!
フォロー・フォロワー数、比率の基準ってどんななの?
フォロワーは多いに越したことはないのでしょうが、あくまで「このくらいでもいいんじゃない?」というフォローとフォロワー数の比率はだいたい3:1ほど。もちろん1:1に近いユーザーも、もう少し比率に開きがある方もいます(5:1など)。ユーザーの年齢や、誰をフォローしているか、によっても変わってきますね。
「友だち同士でのやりとり」などではなく、情報を「読む」、といったことをツイッター機能の中心として使っていれば、フォロワーが少なくてもおかしなことではありません。
『基準』としてしまうには、上記のようなユーザーの利用条件で違いが出てくるのですが、どちらにせよ、フォロー数よりフォロワー数の方が少ないのが普通です。
ただし、フォロー数がフォロワー数を大幅に上回るもの(100人フォローしていて、フォロワー数が10人など)は、あきらかにアンバランスですね。
たくさんフォローしているのに、10分の1ほどの人しかフォロワーになってくれていません。先ほどの『フォローバック』さえしてくれないユーザーが多い、つまり「この人のツイートは面白くないか、何か問題があるのかも」と、その比率からも判断されてしまい、ますますフォローされなくなってしまいます。
また、どう考えてもその数のフォローには「自動フォローツールを使ってるよね?」や「販売目的」など、露骨なものもあります。スパムDMでフィッシングサイトへ誘導、情報を盗む、などといった一部のとんでもない使い方をしている人もいるため、ツイッター運営サイドも目を光らせ、アカウント凍結! などということもあるようです。
極端な比率の開きは、そんな疑いをかけられてしまうかも……
はぁ、何をやってもフォロワーが増えない! とお悩みの時は、いったんフォローをやめて、ツイート一本でしばらくがんばってみるのも一つの手です!
芸能人などは大抵この逆ですね。フォローしてくれる人すべてにフォロバしていたら、芸能活動などしている暇がなくなります!!
最後に『ツイッター』と『フォロー・フォロワー』の関係をもう一度!
◎「今、何してる?」に対する単なるひとり言だった『ツイッター』。→ 『フォロー』することで、そのひとり言に参加: ただの「ひとり言」がおしゃべりにレベルアップ!!
◎フォローしてくれたり、リプライ(返信)をくれたり、リツイート(ツイートの拡散)などもしてくれる『フォロワー』さんの存在で、
→ 「面白いもの見つけたよ!」「いろいろお得な情報なんかも教えちゃう!」「オレの意見はこうなんだけど……」などなど、ユーザー同士のテンションもアップ!
◎フォロー・フォロワーの相互関係によりただのひとり言(ツイッター)は、
→ 最も身近で、気軽で手軽な情報発信ツールの栄冠を手に!
終わりに…
♦ツイッター(twitter)ってなに? アカウント登録方法と使い方を解説!
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=HNm51qvuG78&w=560&h=315]フォロワーは多い方がいい、フォローしたのにフォローし返してくれない……あたしのバランスって、ぜったいヘン。友だち少ないってこと?
などなど、気になってしまうのは仕方ありませんが、そもそも「ひとり言」のためにスタートした『ツイッター』。
せっかく便利な情報発信、またはそれらを受け取るツールとして使えるようになったのですから、あまり比率などにこだわらず「この人、おもしろい~!」や「いいこと聞いた、みんなにも教えちゃおう!」などと気軽に手軽に、楽しみたいものです。
「手軽・気軽・便利」そして「楽しい!」こそが『ツイッター』の真骨頂!
ツイッターを通じて、知らなかった世界や、普通では出会えないユーザーとの繋がりができるといいですね!
いかがでしたでしょう。
少しでもお役に立つことはできたでしょうか?
これからも楽しいツイートと出会えますよう、願っております!
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