こんな『違い』があったんだ!

『彗星』と『流星』と『隕石』の違いとは? 区別はどうするの?

彗星


無名の人が急に注目され始めるのって「何のごとく」って言うんだったっけ?

「彗星」のごとく?「流星」のごとく?「隕石」の……いや、これはない……

彗星

ないですね。痛そうです……

さてさて「彗星・流星・隕石」です。


「彗星」と「流星」は「星」の一種で、地球に落ちてきたら「隕石」に名前が変わるとか?

そのイメージ、よくわかります!



ですが、実は「彗星」も「流星」もいわゆる「星(恒星 / 自ら光を放つ星)」ではないのです。

そして「隕石」が「彗星」や「流星」の地球に来てからの呼び名、というのも微妙に違うのです。


宇宙は広い。謎も多いです。そしてロマンティック。

「彗星・流星・隕石」はどのようなことを基準に区別されているのか、それぞれの特徴等含めまして違いを解説いたします。

なかなか見上げる機会のない夜空ですが「へぇ、宇宙ってなんかいいかも」などと思っていただけましたら幸いです。
目次

「彗星・流星・隕石」の違いはココ!

光る尾をなびかせて夜空を走る「彗星」、一瞬の輝きを放ちパッと散る「流星」、最大にして最強の生物だった恐竜をも滅ぼした「隕石」。

どれも地球から遠い遠い宇宙空間からやってくるものです。


うーん。実に壮大。夢があります。

隕石は落ちてこなくていいですが、流れ星は見たい。そして願い事をジャンジャン叶えてほしい……


でも「恒星」じゃないって本当? 光ってるのに?

本当です。

簡単に言えば「彗星」とは「小天体」。太陽系に属す、小規模な天体です。「ほうき星」とも呼ばれますが、どちらかというと「小惑星」に近いもの

太陽に近づくことにより氷の塊(主成分が氷)である「核」が溶け、その際にガスやチリが放出されて「尾」ができます。


「流星」は宇宙のダスト(チリ)が地球の大気への突入時に起こす発光現象のこと。「流星」とはそのものではなく「現象」を指している言葉なのです。ですが別名は「流れ星」


そして「隕石」は今のところまだどこから来たものなのか、その軌道がはっきりわかっているものが少ないため推測の段階であるものが多いのですが、小惑星、または小惑星同士の衝突によりできた破片が地球に落ちてきたものであると考えられています。


また、これらにはそれぞれに関係性があり、「流星のもと」となるチリの多くは「彗星」などの小天体から発生したもの「流星物質」と呼ばれる、数ミリ以下の砂つぶのような粒子です。地上に落ちてくるまでに燃え尽きてしまうものがほとんど。


ただし、上記のような小惑星の破片など大きなものになると、突入時の摩擦熱で燃え尽きることなく地上にまで到達し、それが「隕石」と呼ばれます。

流星の親玉のような非常な明るさ(特に明るい流星を「火球」といいます)で輝きながら落ちてくるため、強大な流星が落ちたようにも見えるのですが、隕石の密度と流星物質の密度はあまりにも違うため「流星が突入時に燃え尽きなかったものが隕石」というのは誤りでは、と推測されているわけです。


というのが、大まかなそれぞれの特徴と違いなのですが、


大まかすぎて、さっきまでより、イメージしにくくなった気がするんだけど……

……ではまずは光る2つ、「彗星」と「流星」から、その違いと関係を少し詳しく見ていってみましょう。

「彗星」と「流星」の違いと関係

「しし座流星群」や「ペルセウス座流星群」、「ふたご座流星群」など、周期的もしくは毎年ほぼ同じ時期にやってくる「流星群」。

多くの流星が短時間のうちに降り注ぎます。

大量に願い事をするチャンス!

♦【NHK画像】大出現!「しし座流星群」
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=-KDf-gKXzN0&w=560&h=315]

さてここで「彗星」ですが、彼らは常にチリをバラまきながら宇宙空間を移動しています

ですので、彗星の通った道には残されたチリがたくさん浮遊しているのですね。

その軌道(通った道)と地球が出会ったときに見られるのが「流星群」。
つまり、空を見上げた時、ある一点から放射状に流れ出るように見えているのは実は「彗星のまき散らしたチリ」。これが「流星群」の正体です。


ではなぜ「チリ」が輝いて見えるのか。

これは「流星群」に限らず「流星」でも同じことですが、宇宙空間から大気に突入するスピードがものすごいから。「時速」ではなく「秒速」で数十キロです。


そして猛スピードで衝突したチリはどうなるのか。

地球の大気とのその摩擦熱により、プラズマ化して発光するのです。

温度を上げていくにつれ、通常物体は「固体 → 液体 → 気体」と状態を変化させていきますが、それでもまだまだ温度を上げていくと、もはや「固体・液体・気体」のどれでもない状態になってしまうのです(簡単に言うと、です)。そしてその状態がプラズマ。

こうなると原子の +(陽子) と -(電子)の状態もバラバラ。電子は原子核から解放され自由に動き回り、ぶつかり合い、そのことにより目視できるほどの電磁波が放出されるわけです。


……こう書くと、目を背けたくなるほど七面倒くさいですが、要するに、ものすごい速度で大気中に突入することにより、宇宙からのチリが大気中の分子と衝突し発光する、その現象が「流星」です。

その発光が始まるのが上空約100kmほどの地点、そして大体70kmくらいの高さに差しかかるまでには燃え尽きて消えてしまいます。その間約1秒。消えるのも高速です。速攻で願い事をしなければ間に合いません。

つまり「流星」とは彗星からのチリなどが大気圏に高速で突入するときの摩擦熱により起こる発光現象のこと。

大きなものは燃え尽きず「隕石」となり地上に落ちますが、それらは小惑星の破片などがもととなります。


さて、流星のもと「彗星」のチリ。


「彗星」とは、では一体どのようなものか。

よく表現に使われるのが「汚れた雪だるまのよう」といったもの。

夢も希望もなくなる言われようですが、実際「彗星」の主成分は氷やドライアイス。そこに流星のもとにもなる砂粒などチリを含んでまき散らしながら宇宙空間を進んでいるわけです。

なるほど、汚れた雪だるまですね。

そして、楕円の軌道を描く「周期彗星」と双曲線、放射線の軌道を持つものとに分けられ、周期彗星はその周期により、さらに分類さていれます。


ほうき星の名のゆえんでもある伸びた「尾」が特徴でもありますが、これはあくまで太陽に近づいた時のみ、見られるもの。
太陽から遠くにいる時は「小惑星」と区別がつきません

実際に「小惑星」と思われていたものが、太陽に近づき、初めて「彗星」であることが確認されたものもあるのです。


彗星の本体は「核」と呼ばれます。

その大きさは直径数キロメートルのものから数十キロメートル

そしてその核を抱き込むようにして光る部分の大きさは、小さなもので直径数万キロ、大きなものでは100万キロ

さらにその先に続く彗星の代名詞的「尾」は1億キロを超えるものも決して少なくありません。本気で大きいです。


昔は彗星の出現は凶兆として恐れられていました。

そりゃそうです。得体の知れない大きな光る尾を持つ物体が空高く飛んでいる……今でこそ それが彗星であり、なぜそのような出現をするのかがわかっていますが、何も知らずに遭遇したら、とりあえず仏様などに何とかしてほしくなるレベルの恐怖を感じるはず。怖いです。


さてさて、そんな「彗星」ですが、その核の主成分は先ほど書きました通り、氷。
ですので、太陽に近づけばその熱で溶けてくるのですね。本体が少しづつ崩壊していきます。

氷の蒸発とともにガスやチリも放出。彗星がまるで淡い光に包まれているかのように見えます。これが「コマ」と呼ばれるもの。上記の「小さなもので直径数万キロ、大きなものでは100万キロ」のサイズのものです。

そしてここで太陽、再びの活躍。

放出されたガスが太陽の光の圧力により流される(伸ばされる)青っぽいガスの尾「イオンテイル」と、太陽風により流され(伸ばされ)た、チリで作られた白みを帯びた「ダストテイル」の2種類の「彗星の光る尾」がつくられるわけです。そしてこの形からついたのが「ほうき星」の異名です。

「コマ」部分を頭部として、さらに尾が伸びている形ですね。


太陽の光の圧力や放射される風やに飛ばされるようにして伸びるため、「尾」は太陽とは正反対になびいていきます。進行方向とは逆であっても関係ありません。何があろうと太陽と正反対(ただし白みを帯びている方の尾「ダストテイル」に含まれる成分は「イオンテイル」よりも重いため、若干の緩い曲がり方を見せます)。


太陽に近づかない限り、ほとんど見た目は小惑星と区別がつかない「彗星」。

本体は自らは光りません。「流星」とそこは同じですね。

そして「流星」は流星のもとであるチリなどの流星物質と大気が衝突することによる摩擦熱で発光現象を起こし、「彗星」では太陽の熱により溶かされた本体の氷がガスやチリを発生させ、さらには太陽風と太陽光が、それらを流し反射させて光るのです。


また、移動しながらチリやガスを発生させている彗星のその軌道と地球が遭遇した時に、それらが地球に衝突して起こる現象が「流星群」。

「彗星」は先ほど書きました通り、楕円軌道を描き周期的に太陽の周囲を回る「周期彗星」と、放射線・双曲線に軌道をもつものとに分かれます。


ハレー彗星などは「周期彗星」ですね。76年ごとにやってきます。最も短い周期のものでは3.3年の「エンケ彗星」、周期的に訪れる彗星の登録数は200ほどありますが、再びやってきたことが確認されているのはなんとたったの40個ほど。

軌道も安定したものばかりではないのです。

放射線、双曲線の軌道を描くものは2度は現われません。宇宙は広いのです。ものすごく。


そもそも彗星はどこからやってくるのか。

太陽系ができたころにさかのぼってみましょう。

小さな惑星同士がいくつか合わさり「惑星」ができ、太陽から遠くに存在していた(溶けるから)氷とチリが集まったものは「氷微惑星」になります。

こうして太陽系が作り上げられていく中、小さな惑星たちが先にできた惑星(原始惑星)に追いやられたり、大きく成長できなかった微惑星たちの留まる帯状の領域ができていきます。それが「カイパーベルト(エッジワース・カイパーベルトとも)」「オールトの雲」と呼ばれるところ。彗星の軌道の出発点と思われる場所(遠日点 / 彗星が太陽から最も遠ざかる場所)も、そこなのです。


「カイパーベルト」は海王星より外側の領域、「オールトの雲」に至っては太陽系の外側です。原始惑星の追いやり、容赦がないです。

海王星の外側にしても相当遠い、太陽から海王星までの距離は44.97億kmです。

「オールトの雲」までは、地球と太陽の距離の1万倍以上。ちなみに地球に最も近い「月」との距離が38.44万km……


そして、「短周期彗星」は「カイパーベルト」から、「長周期彗星」は「オールトの雲」からやってくるのではないか、と考えられているのです。「彗星のふるさと」といわれるている場所ですね。


76年周期の「ハレー彗星」でさえ「短周期彗星」、公転周期が200年以上のものが「長周期彗星」です。長旅にもほどがあります。


短周期のものは何度も通るたびに太陽熱にやられているため、本体を輝かせる揮発成分が徐々になくなっていき、それほどの大彗星にはなりませんが、長周期のものは十分に揮発成分を残しているため、明るく輝く大彗星になることが多くなります


そして太陽の周りを回る間にチリのまき散らされた彗星の軌道と地球が行き合わせると、そのチリが地球に衝突して流星群となるのですね。

そして出会わなかったチリなども拡散しつつ広い範囲に分布し、地球の大気に突入した際に「群」ではない、一つの「流星(「散在流星」といいます)」として光るのです。


宇宙はものすごく広いのに、ちゃんと繋がっているのですね。なんか、うれしいです!

では、続いてちょっと毛色の違う「隕石」について、見ていってみましょう。

「隕石」とは?「流星」との関係は?

「隕石とは、流星が燃え尽きずに地球まで到達したもの」でもいいような気もするのですが、そもそも「流星物質」と呼ばれるものは「流星」のもととなるためその名が与えられているわけで、そう考えますと「多くの隕石の成分や密度は流星物質とはかけ離れている」となるのです。


「流星物質」の多くは前述の通り「彗星の出すチリ」。それ以外のチリ(ダスト)にしてもセンチメートル以下のサイズのものになります。小さいのですね。


さらには「隕石」とは宇宙空間から地球に落下したもののうち「1mm以上」の大きさを持つ固体物質を指していう言葉、それ以下のものは「宇宙塵(うちゅうじん / 宇宙のチリ)」と呼ばれるのです。


また「流星物質」の成分の多くは氷片や小石、チリなど。

対する「隕石」の約90%は石です。これが「石質隕石(95.6%)」、ほか、鉄でできているものを「鉄隕石(0.5%)」、石と鉄が半分くらいずつ混合されているものを「石鉄隕石」として分類します

だいぶ違いますね。


現在発見されているものの中でも最大のものは8万年以上前に落下したと考えられている「ホバ隕石」。2.7m、重さは66トン(現在は浸食や調査のための切り出し、破壊行為などにより60トン程度に)です。


彗星の出現を凶兆などといっている場合ではありません。こちらは普通に凶器です。

「隕石」は旧約聖書にも登場。

「主」が降らせたもの、とされ「イスラエルの人々が剣で殺した者の数」以上の被害をもたらしています。


小さなチリなどですら大気との衝突で発光するのですから、隕石の落下時の明るさも流星の比ではありません。

巨大な火球が出現、夜でももはや昼の明るさ。そして衝撃波による大爆音。その範囲は数十キロメートル四方を超え及ぶこともしばしば。もう大騒ぎです。


ですが、このように塊のまま落下するもののほか、地表に至るまでに破片になることもあり(大気との衝突により)、楕円形を描く広範囲に数10個~数100個、まれに数万個の隕石となり降ってくることもあります。これはこれでイヤですが、その重さは数百グラム~数キログラムとなります。これが「隕石雨」と呼ばれるもの。


さて、そんな「隕石」ですが、どこからやってきたものなのか、その軌道がはっきりわかっているものがあまりにも少なく(現在4個)、初めの方に書きました通り、まだまだ推測の域を出ないのですが、その4つの軌道がどれも「火星と木星の間にある小惑星帯」からのものであるため、おそらくそれ以外の隕石も小惑星帯からやってきたものであろう、と考えられています。


「小惑星帯」とは上記の通り火星と木星の間にある小惑星の軌道が集中している領域のことを指しています。帯状に軌道を描いているため「~帯」です。

そして、その軌道間に多数存在している小天体が小惑星ですね。「太陽系小天体」に分類されるものです。


そこに浮遊し、散在している小惑星、あるいはそれらの衝突でできた破片が、木星などほかの木星の重力などにより軌道が変わり、地球に突入、というのが隕石落下の現在の有力な説です。


ちなみに「惑星」とは3つほどのクリアすべき条件があり、それにより「水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星」のことを指しています。

惑星」でも「準惑星(ほぼ『惑星』と変わらない条件ですが、軌道の近くに他の天体が存在しているのが『準惑星』という違いあり)」でもなく、ここもポイントですが「拡散成分がないもの」が「小惑星」、あるものは「彗星」。「拡散成分」があるからこそ、彗星は輝いて見えるのです。



隕石」とは「小惑星起源(小惑星による)」のもの。
「彗星起源」のものが「流星」とされています

「彗星・流星・隕石」の違いアレコレ♪

冒頭の「~のごとく」、これはもうお気づきの通り「彗星」。

「流星」ですと、せっかく頭角を現わした新人が一瞬で消えることになってしまいます。

「隕石」は……だから、危ないですから。新人、危険。というより、その新人の出現自体が危険。

ということで「彗星」ですね。


さてさて、宇宙空間と地球を繋ぐ「彗星・流星・隕石」。

もう一度彼らのあれこれを振り返りつつ、3つの違いをまとめていってみましょう。

彼らって一体 何?

  • 彗星: 太陽系に属する小天体
  • 流星: 宇宙空間に浮遊するチリなどが大気と衝突することにより起こる発光現象
  • 隕石: 宇宙空間に浮遊する固体物質が地球を含む惑星に落ちてきたもの

どうして光るの?

  • 彗星: 氷を主成分とする「核」が太陽に近づくことにより崩壊しつつ蒸発。その際に放出されるガスやチリが「核(本体)」の周りを淡く光ったように見せ、さらに太陽風と太陽光の圧力により流されたガスやチリが反射を受けできた「彗星の光る尾」を作るため
  • 流星: 彗星から放出されたチリなど、宇宙空間に浮遊する「流星物質」が地球の大気に突入する際に、その摩擦熱によりプラズマ化して発光するため。
  • 隕石:「隕石」自体は光っていませんが、「流星」と同じく、大気との衝突により強い発光現象を起こし、燃え尽きずに地表に至るため。その際観測される巨大な「火球」はものすごい衝撃波による大爆音と夜空をも真昼並みに変えるほどの明るさを生み出します。

「流星」「隕石」のもとになるものは?

  • 流星: ほとんどが「彗星」から放出されたチリ。ほか「流星物質」と呼ばれる「宇宙塵」
  • 隕石: 小惑星、または小惑星同士の衝突により生まれた破片

どうして「隕石」で恐竜は滅んだの?

……それ、今必要ですか?


では簡単に。

直径10キロの巨大隕石が落下。もうこの噴煙が半端なものではなく、植物の光合成すらできないほどに地球全体が包み込まれてしまうのですね。

そして、その衝撃波による津波。
その後の生態系は壊れまくります。

恐竜は体が大きい。たくさん食べなくては生きていけないのです。

このような過酷な環境により、絶滅(本当に簡単に言いました)。


ですが実際にはまだまだ謎の多い分野。

火山の大噴火、地殻の変動による海洋の後退、または海面の上昇、伝染病、大陸移動による気候の変化、などなどなど、実にいろいろな説があるのです。

わからないものは紐解いていくしかないのですが、昔すぎて限度があるのですね。

それもまた宇宙の広さと同じように、なかなかにロマン溢れる分野でもあるのです。

「彗星・流星・隕石」の区別は?

  • 彗星: 長く尾を引くものなら「彗星」。「流星群」のもと、または颯爽と現われた新人はこちら。
  • 流星: 一瞬で消え、その後、基本何も残さないものなら「流星」。お願い事もこちらに。
  • 隕石:「彗星」の放出するチリなどから起こる「流星」の現象とは違い、「小惑星」がの破片等が起源となる、何らかの爪痕を残すのが「隕石」。

終わりに……

またもや長々と書いてしまいました。


だって、そもそもの始まりが太陽系の創成期なのですもの……

うーん、それは壮絶なまでに大昔です。

夜空に輝く星。実際にはもはや輝きを失っているかもしれない、それでも光の届くシステムにより輝いて見えているだけなのかもしれない星。


そんな星(恒星)とはまた違うのですが、宇宙空間からわざわざ地球にまで会いに来てくれているのが「彗星・流星・隕石」なのです。


いや、「隕石」はいいか、来なくていいか……でも、せっかく来てくれたのにそんなこと言っちゃ悪いか……いや、でも……


さてさて、いかがでしたでしょう。

宇宙のように、もうどうにもならないほどに大きな存在を、その中に属す本当に宇宙規模からすれば「極小」の人間が解いていく、というのは、個人的にはものすごく綺麗で楽しい作業のような気がします。


ブラボー宇宙!!

チリでも光る。宇宙よ、希望をありがとう、などと思っている私……

皆さまのモヤモヤも、少しでも薄れていましたらうれしいです!

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