こんな『違い』があったんだ!

ホテルの「ダブル」「ツイン」「セミダブル」の違い|値段や大きさ、意味も解説

ホテル
ホテルのお部屋選びでおなじみの「ダブル」「ツイン」「セミダブル」。


    え!? なんでこの部屋、1つしかベッドがないの?

    もしかしてわざと?! 2人で泊まるのにベッド1個!?

    (by 彼女 → まだつき合いの短い彼氏)


わざとだったらまだいいんですが(……いや、よくはない)……


ホテル


本当に知らないで、


”『○○ルーム』を予約したら思ってたのと違う部屋に案内された”


というご経験のある方もそこそこ多いんじゃないかなぁ、と思います。


部屋のタイプを表しているホテル用語的なヤツって、ちょっとわかりにくいんですよね。

まぎらわしいっていうか。


とくに旅行をご計画中のあなた!


まずはこの違いを知っておいてしまいましょう。

なにかと安全です。


── ということで、


『ダブル・ツイン・セミダブル、完全攻略!
もうお部屋選びに迷わない!』



について。

各部屋の値段や大きさなども含め、その違いを解説いたします。

少しでも参考にしていただければ幸いです。


それではさっそくみていきましょう。


※ 『シングルルーム』はタイトルにはないですが、比較するのに便利なのでチョコチョコ出てきます

目次

『ダブル・ツイン・セミダブルってベッドのサイズのことじゃないの?』問題について


ダブルベッドやセミダブルベッド、シングルベッド、など家具売り場等でもよく見かける言葉ですよね。


“シングルベッド < セミダブルベッド < ダブルベッド”


の順に大きくなる、というのが皆さんのだいたいのイメージかと思います。


    【サイズ】


    ■ シングルベッド(横幅 × 長さ)

    “約100センチ × 195センチ”


    ■ セミダブルベッド(横幅 × 長さ)

    “約120センチ × 195センチ”


    ■ ダブルベッド(横幅 × 長さ)

    “約140センチ × 195センチ”


    ■ ツインベッド

    “ - ”


イメージ通りですね。

ベッドサイズはシングルからダブルにかけ、約20センチずつ横幅が広くなっていきます。


そして『ツイン』。

これだけはベッドのサイズを表したものではないんですね。


なのに、ホテルの部屋のスペック表のようなものには、堂々とこの『ツイン』も混じってる。

だからまぎらわしい……


んじゃ、『ツイン』ってなんのこと? 


今度はそれぞれの言葉の辞書的な意味を確認です。

『ダブル・ツイン・セミダブル』の意味は?


辞書


    【意味】


    ■ シングル

    “単1 / 1人用のベッド / シングルベッドの略”


    ■ セミダブル

    “ダブルベッドとシングルベッドの中間の大きさのベッド(寝台)”

    ※ セミ(semi)→ いくぶん・半・準 /『セミダブル』= もうちょっとでダブル、のような感じ


    ■ ダブル

    “2重・2倍・複 / ダブルベッドの略”

    ※ ダブる → 2重になる・重複する・落第する


    ■ ツイン

    “対(つい)になっていること”


続いて、“○○ベッド”になったときの意味です。

『○○ベッド』の意味は?


    【“○○ベッド”としての意味】


    ■ シングルベッド

    “約100センチ × 195センチの、1人用のベッド”


    ■ セミダブルベッド

    “約120センチ × 195センチで、シングルよりは広く、ダブルよりは狭いベッド”


    ■ ダブルベッド

    “約140センチ × 195センチのベッド”


    ■ ツインベッド

    “同じ形の1人用のベッド(シングルベッド)を2つ並べて使うこと”


で、次はこれが『○○ルーム』になるとどう変化するか。

『○○ルーム』になると?


一般的な国内ホテルの場合です。


    【“○○ルーム”の意味】


    ■ シングルルーム

    “シングルサイズのベッドが1台置いてある、1人用の部屋”

    → 1つのベッドを1人で使用


    ■ セミダブルルーム

    “セミダブルサイズのベッドが1台置いてある1人、または2人用の部屋”

    → 1つのベッドを1人、または2人で使用


    ■ ダブルルーム

    “ダブルベッドサイズ(~それ以上)の大きさのベッドが1台置かれている2人用の部屋”

    → 1つのベッドを2人で使用


    ■ ツインルーム

    “シングルサイズのベッドが2台置かれた、2人用の部屋”

    → 2つのシングルサイズのベッドを1人1台ずつ別々に使用


これを、宿泊できる人数に直すと、


    【宿泊できる人数】


    ■ シングル

    “1人”


    ■ セミダブル

    “1人、または2人”


    ■ ダブル

    “2人”


    ■ ツイン

    “2人”


こんな感じになります。


ただしホテルによっては、


  • シングルルームだけどベッドのサイズは“セミダブル”

  • シングルサイズではなく、2台の“セミダブルベッド”が置かれているツインルームも

  • ダブルルームなのに、置かれているベッドのサイズは“セミダブル”(セミダブルルームがそもそもない)


などなど、微妙に違いも出てきます。


なのでとりあえず、『ツイン・ダブル・シングル』などの名前は、ベッドのサイズではなく、


“宿泊できる人数”


のことを示したものだと思っておいた方が安全です。


そして、


「お部屋にはどのサイズのベッドが置かれていますか?」


と聞いておくと、さらに安心。


で、問題は、


“1人、または2人”


となっている『セミダブル』なんです。

『セミダブル』はグレーゾーン?


セミダブル


はい。
グレーゾーンです。


セミダブルルームの扱いはホテルによってそれぞれ。


    ♦ とにかく眠る! 眠れればいい!


    ビジネスホテルなんかですね。

    明日に備えて、休む場所としてお部屋を提供してくれる系のホテルでは、


    “セミダブルルーム = 2人でのお泊りOK”


    のところが多いです



    ♦ ホテルで過ごす時間も旅行の楽しみのひとつ!


    くつろぎ空間としてもホテルを利用してほしい、リゾートホテルなどでは、


    “セミダブルルーム = 1人でゆっくりおくつろぎください(1人用の部屋)”


    になっていることがほとんど


セミダブルベッドって、案外狭いんです。


実はダブルベッドでも、日常的に2人で使うのは窮屈(きゅうくつ)さを感じるサイズといわれているんですよ。


2人そろって真っすぐ“きをつけ”の姿勢で眠るならいいんですが、寝返りとかって、絶対うちますよね。


でも、そのスペースが2人分しっかり確保できない。

ついでに相手の動きも気になって眠れない。


毎日その状態が続くと、けっこうストレスもたまってきます。

(※ 旅行中だけなら、セーフです)


で、セミダブルは、ダブルベッドのサイズマイナス20センチの狭さ。


本来なら、1人でゆったり眠りたい人用のサイズなんですね。


“『シングルベッドでは狭い』というカラダの大きな人などのために、少し大きめサイズのベッドの置かれた部屋も用意してありますよ”


のような感じの立ち位置にあるのが『セミダブル』です。


もともと1人用のベッドに2人で寝ることになるので、


”『セミダブル・2人OK』の場合、3つ(ダブル・ツイン・セミダブル)の中では、一番料金が低く設定されている”


というのが一般的な傾向となっています。

ホテルの料金表に『セミダブルルーム』の表記を見つけたら?


    ① まずは宿泊できる人数をホテル側に確認
    ② ベッドのサイズも一応確認
    ③ ”ダブルベッドが置いてある部屋“との料金を比較
    ④ 値段が明らかに安い!!
    ⑤ 一緒に泊まる相手に”セミダブルベッドは狭いけど大丈夫?“を確認
    ⑥ “でも、ほかのタイプの部屋と比べてめちゃめちゃ安いけど、どうする?”を相談


    ➡ 確認&相談の結果、セミダブルに決定 = 宿泊費的にはもっともお得になります


抑えた金額分は旅行中のほかの楽しみにプラスで使えますよ♪


お2人とも小柄、またはできるだけ密着していたい、などの場合にはベッドサイズを気にする必要もなしです。

安く済ませられるのでおすすめです!


ちなみにですが、“狭いと感じない”ベッドのサイズは、


“自分の肩幅に40センチ(それぞれ左右に20センチずつの余裕)を足した長さ”


なんだそうです。


セミダブルベッドの横幅は、約120センチ。


2人の“快適幅”を合わせた長さがどのくらいかも、一応チェックしておくと安心ですね。


    【セミダブルの特徴】


  • 部屋に置かれているのは“120センチ × 195センチ”1台

    (※ シングルサイズより約20センチ横幅が広く、ダブルベッドより約20センチ幅が狭いのが“セミダブルサイズ”)

  • 泊まれる人数はホテルにより“1名~2名”

  • ビジネスホテル系では“2人OK”のところも多い(お断りされるホテルもありますので注意!)

  • ただし、“2人OK”の場合には、ベッドが少し窮屈に感じるかも(感じると思う)

  • その代わり、宿泊費は(2人で使用の場合)もっとも安く抑えられる

  • セミダブルルームがなく、“ダブルルーム”とされている部屋に“セミダブルベッド”が使われていることも


    ➡ セミダブルに関しては、ホテルにより扱いがかなり変わってくるので、必ず予約の際に確認を!!


ということで、ちょっとグレーのセミダブルを先にご紹介しました。


続いて『ダブル』と『ツイン』。


まぎらわしい2つの特徴と違いをみていきますね。

『ダブル』『ツイン』の特徴と違い


どちらも2人用の部屋というところは同じ。

1番大きな違いは?


ツインベッド


“ベッドの数”

です。


ダブルは、


“大きなベッドが1台ドーン!”


ツインは、


“小さなベッド(シングル)2台が間隔をあけてポン・ポンと並ぶ”


ベッドの数というか、


“一緒に寝るか寝ないか”


の違いといったほうがわかりやすいかも。


たとえば、親子(父親と、成人をとっくに過ぎた息子)で旅行するとします。


……同じベッドで一緒に寝るのはちょっとカンベン……


わかります……
ちょっと……ですよね。キツイ。


“部屋まで変えなくてもいいけど、お互いに別々に寝たい”


というときには、もう、なにがなんでも“ツイン”です。


友だち同士の場合でも(とくに男子2人)ツインがいいかも……うん。そのほうがたぶん絶対いい……


寝るときまで相手に気を使わなくてもいい、というのはツインのナイスなポイント。


ベッドだけではなく、寝るときに使う照明(ナイトライト)などもそれぞれに設置されていることが多いです。


旅の興奮でなかなか寝つけない、なんてときにも、


“あ、もう寝ちゃったんだ……動いたりしたら起きちゃうよね……”


眠れないけど、相手のために朝までじっとしてなきゃ、というムダに疲れる事態におちいることもありません。


逆に一瞬も離れていたくないようなカップルなど、


“え? なんで一緒に寝ないの?”


な関係の2人なら“ダブル”。


ツインを予約しても、結局どちらかのベッドで一緒に寝ることになると思います。


多くのホテルではツインに使われているのはシングルベッド。

狭いです。

ダブルにしときましょう!

部屋の大きさが大きいのは?


どのホテルでも絶対に、というわけではないんですが、一般的には、


“ツイン > ダブル”


ツインのほうが大きめに作られています。


理由は単純。


    ■ “ダブル”に最低でも必要なスペース


    ベッド(ダブルサイズ)1台分の“140センチ × 195センチ”

    = “140センチ × 195センチ”


    ■ ”ツイン“に最低でも必要なスペース


    ベッド(シングルサイズ)1台分“100センチ × 195センチ” × 横幅2台分

    = “200センチ × 195センチ”


実際にはベッドだけ置いとけばいいというわけではないのですが、仮にベッドが占める面積だけを比較してみた場合でもこの差が生まれます。


セミダブルベッド2台を用意してくれている場合には、さらにこの差は広がることに。


荷物などを置くスペースなどもツインのほうが広めに作られていることが多いです。


全体的に余裕のある空間になるのは断然“ツインルーム”のほう!

お値段の違いは?


値段


“ツイン > ダブル”


部屋が広く、より快適に過ごしやすいツインの宿泊費をダブルより高めに設定しているホテルのほうが多め。


まぁ、これは納得のような気もします。

(※ ダブルのほうが高く設定されているホテルもないわけではないです)


ですが、ツインのほうが高いといっても、それほどダブルとの差がない場合がほとんど。

若干高い、くらいに設定されている感じです。


お好みで選んでもそれほど問題ないくらいの差ですよ。

ただ、これもホテルによってまちまちなので、事前の確認はお忘れなく、です。


別々のベッドで寝たい場合、あと考えられるのって、


“1人ずつシングルを予約する”


ですよね。


それに比べたら、ツインのほうがお得です。

『ダブル・ツイン』に1人で泊まってもいいの?


シングルユース


ダブルやツインなど、もともと2人で使う用の部屋に1人で泊まることを、


“ダブル(ツイン)ルームのシングルユース”


と呼びます。


海外では、わりとよくこういった使われ方はされているようです。

日本でも、“シングルユースOK”のホテルは増えてきていますよ。


ので……多くのホテルでは、大丈夫なはず。


※ ですが、こちらも確認してみてください。
ホテルによってもろもろ、なにかとルール的なものが違うので……(すみません<(_ _)>)


で、OKの場合ですが、


“料金はダブルならダブル、ツインならツインのまま”


1人で泊まっても宿泊費が安くなるわけではないので注意してくださいね。


※ サービス精神たっぷりなホテルでは、必要のない2人目のアメニティグッズ分をお値段から割り引いてくれることもあります

『ダブル・ツイン』に3人以上で泊まるのはあり?


小さなお子さん(小学校に上がる前くらいの)が3人目(~以上)になるか、大人が3人目になるかで、ちょっと違ってきます。


小さなお子さんが3人目の場合


ダブルルーム


ちっちゃいので、ご両親と“添い寝(そいね)”という設定で、そのままお部屋に泊まれます。


お子さん分の料金は無料こともあれば、お子さま割引的な値段で1人分請求されることもあり。


ただ、たいていのホテルでは、


“1台のベッドにつき、添い寝1人”


となっているのが普通。


つまり、


  • ツインならプラス2人のお子さん(計四人)

  • ダブルならベッドは1つなのでプラスのお子さんは1人まで(計3人)


でもそれぞれのホテルごとに独自のルールがあるので……

こちらも事前の確認をお願いします。

大人3人以上なら?


このケースの場合は“あり”というか、


“3人以上でも利用できるダブルやツインタイプの部屋に泊まる”


といった形になります。


普通のダブル・ツインで使われるものより、大きめサイズのベッドが置かれていたりします。


ただし、


“3人以上で泊まることはできても、必ずしもベッドが人数分そろっているわけではない”


これには注意。


たとえば3人でツインに泊まる場合なら、


  • 大きめのベッド(セミダブルサイズ)のほうに2人 / 小さめのベッド(シングルサイズ)のほうに1人

  • 同じ大きさの2台のベッドのどちらかに2人が寝る / もう1人は普通に1人で寝る

  • 部屋に備えつけられているソファーベッドなどで3人目が寝る

  • “エキストラベッド”で寝る

  • はじめから“デュアルベッド”が導入されている


ホテルごとにいろいろなパターンあり、です。


とりあえず、いきなり出てきた謎の、


“エキストラベッド”

“デュアルベッド”


について、簡単に説明させていただいちゃいますね。

★『エキストラベッド』ってなに?


オプション料金を追加で払うと貸してくれるベッドです。


“ソファーベッドじゃ、ゆっくり眠れない! 私もベッドで寝たい!”


などというときにはホテルにお願いしてみましょう。


ほかの部屋から使われていないベッドを持ってきてくれます。


なんですが!


忙しい時期なんかだと、使われてないベッドが1台もない、ということもあり得るんですね。


なので、必ず予約を入れるときにホテル側に、

“エキストラベッド、1台貸していただきたいんですが”

のようなことを伝えておいてください。


予約のときに伝え忘れてしまった場合は、チェックインの時間より早めに到着できるようにして、ホテルの人に空いてるベッドがあるか確認してみてください。

ラッキーだったら借りられます。

(でも、できれば予約のときに!!)

★『デュアルベッド』は?


デュアルベッド

http://www.i-bed.jp/



二通りの使い方ができるベッドが『デュアルベッド』です。


“親子ベッド”などとも呼ばれます。


“親ベッド”の下に“子ベッド”が収納できるようになっていて、いざというときには、それを引き出して使います。


“子ベッド”には折りたたみ可能な『脚』がついているので、出して伸ばせば“親ベッド”と同じ高さになる仕組み。


で、使わないときには、脚を折りたたんで親ベッドの下に収納、です。


“ベッドの下に洋服とかも収納できちゃいますよ”


っていうベッド、ありますよね。

ご家庭で使われている方も多いかと思います。

けっこう便利。


イメージ的には、それの、


“もうちょっと全体的に背が高くて、引き出すと出てくるのは洋服ではなくベッド・版”


な感じです。


引き出すことにより、ツインルームがあっという間に“トリプルルーム(3名1室)”に早変わりします。


このデュアルベッドが設置してある部屋は広いですよ。


ツインに使われているベッドがシングルだったとしても、3台目を引き出して使えるだけのスペースが必要。

その分部屋の面積も広く取られています。



── と、ここまでが『国内の一般的なホテル』での違いでしたが、海外旅行に行くときは、また、少し事情が変わってきます。


そちらについても、サクッとご紹介です。

日本と違う海外のホテル事情


海外のホテル


ホテルというか、まず、日本人との体格が違います(とくにアメリカやカナダなど)。


大きいので、


“一人用のベッドがすでにダブルベッド”


こんなことにもなっています。


これはゆったりできてうれしいことなんですが、


“ツインルームがなかなか確保できない”

“そもそもツインルームの意味が日本とは違う”



知っておかないと、かなり困ってしまう違いもあるんです。

海外での“ツイン”


    ■ ツインルーム

    “日本のシングルベッドと同じか、少し大きめサイズのベッドが1台置いてある部屋のこと”


    ■ ツインルーム仕様

    “そのベッドが2台置いてある部屋のこと”


となっています。


英語表記だと、


  • ツインルーム: 1 twin bed = ベッド1台

  • ツインルーム仕様: 2 twin beds = ベッド2台


日本のツインルームと同じ仕様の部屋に泊まりたいときは、


“Twin beded Room”

“Room with twin beds”



のように伝えてください。


海外の基本は、1室につきベッド1台。


“ダブルだから2名・シングルだから1名”


ということにはなってないんですね。


日本的“ツインルーム”も、日本人観光客の多い海外の地域では増えてきているようです。


でも、もともと“1つの部屋に2台のベッド”という発想自体がないところも多いため、場所によっては、


“ツインがない!?”


のでご注意を。

(※ あくまで1部屋に置かれたベッドの数。2人で眠れるベッド1台が置かれている部屋は普通にあります)


“一緒のベッドで眠れない関係の2人が、同じ部屋で寝るのって、なんかヘンじゃない?”


なんですね。

文化の違いって、おっきいです。


はじめて行く海外なんかではとくに、


“寝るときはだれかと一緒のほうが安心”

“でも、できればベッドは別々で……”



な感じになる方も多いかと思います。


その望みを叶えてくれる“ツイン”の扱いが日本とは違う、ということだけは覚えておいたほうがよさそう。

『ツイン・ダブル・セミダブル』の違いアレコレ♪


それでは最後に、『ツイン・ダブル・セミダブル』の違いのおさらいです。

まとめていってしまいましょう!

どんな部屋?


ホテルの部屋


    ■ ツイン(ルーム)

    “シングルベッドが2台置かれた、2人用の部屋”

    “2つのベッドをそれぞれ1人ずつ使用”


    ■ ダブル

    “約140センチ × 195センチのダブルベッドが1台置かれている2人用の部屋”

    “大きめのサイズの1つを2人で使用”


    ■ セミダブル

    “約120センチ × 195センチのセミダブルベッドが1台置いてある1人または2人用の部屋”

    → ①シングルベッドでは窮屈(きゅうくつ)な人などのために用意された『シングルベッドより少し大きめのセミダブルサイズのベッド』1台を1人で使用

    → ②『ダブルより少し狭い、セミダブルサイズのベッド』1台を2人で使用


どの部屋が一番大きい?


一般的な国内ホテルでは、


    ■ 一番大きい


    シングルベッド2つ分のスペースが必要になる“ツインルーム”

    ※ 置かれているベッドがセミダブルの場合、さらに部屋面積は広くなります


    ■ 二番に大きい


    約140センチ幅の大きめサイズのダブルベッドが置かれている“ダブルルーム”


    ■ 3つの中では一番小さめ


    約120センチ幅のセミダブルベッドが置かれている“セミダブルルーム”


    ※ ホテルによっては“セミダブルルーム”がなく

  • ダブルベッドが置かれている“ダブルルーム”
  • セミダブルベッドの置かれている“ダブルルーム”

    どちらもあるか、はじめからどちらかしかない場合も

値段が高いのは?


こちらも一般的な比較になりますが、


    ■ 一番!

    一番広い“ツインルーム”


    ■ 二番!

    セミダブルよりは広めに作られている“ダブルルーム”

    ※ ただし、ツインルームとの料金差がそれほどあるわけではない


    ■ 一番お安め!

    絶対に必要となるベッド分の面積がこの中ではもっとも狭くて済む“セミダブルルーム”

どんな2人におすすめ?


旅行


    ■ ツインルーム

    ◎友だちと2人旅行! 予定は2.3泊~!


    ダブルでもいいんですが、旅行が長くなるなら、お互いに気を使わず、自分のペースでゆったり眠れるツインがおすすめ!


  • ベッドが別々
  • 枕もとの照明やコンセントなどもそれぞれのベッド脇などに別個で備え付けられていることが多い
  • 荷物を置くスペースなども広めに作られている

    ➡ ゆったり快適に過ごせます!


その他、カップルやご夫婦にもおすすめ。

ダブルにするか、ツインにするかは、もう、好みの問題です。


    ■ ダブルルーム

    ◎カップル!!!


    一緒に寝られます。


    ツインに比べ部屋は狭くなることが多いですが、その狭さも楽しい! いや、むしろうれしい! というカップルなら、ダブル一択


もちろん、友だち同士やご夫婦にもおすすめです。

お好みで“ダブル or ツイン”をお選びください。


    ■ セミダブル

    ◎宿泊代にお金をかけるなら、旅行中のほかの楽しみに使いたい!


    リーズナブルなセミダブル、超絶おすすめです


また、


    ◎ダブルベッドより、もっと密着していたい!


    セミダブルの密着率、すごいですよ!

    くっついちゃってください


お2人とも比較的小柄で、


“ダブルルームとセミダブル、どっちにしようか?(ツインは選択肢に入ってない)”


を悩んでいる方たちにもおすすめ。


サイズ(ベッドの)的に問題がないなら、ダブルルームをあえて選ばなくてもいいような気しかしません(個人的にはですが)。


ここはコスパ重視でいきましょう。


どうしても広いベッドで眠りたい! という場合にはダブルをどうぞ!

海外旅行ではここに注意!


海外旅行

“ツインルーム”の意味が日本とは違います!!


  • ツインルーム = 1 twin Room 


    = 日本のシングルベッドと同じか、少し大きめサイズのベッドが1台置いてある部屋

  • ツインルーム仕様 = 2 twin beds 


    = そのベッドが2台置いてある部屋


ツインルーム仕様の部屋に泊まりたいときは、


    “Twin beded Room”

    “Room with twin beds”  など


ツインルーム仕様の部屋自体作られていないホテルも地域によってはあります。


ご旅行前に必ず泊まる部屋のタイプを確認してみてくださいね。

終わりに……


ホテル


旅行の前には、


  • どこに行く?
  • だれと行く?
  • なん泊の予定?
  • どんなホテルに泊まる?


  • などなど、決めなきゃいけない大事なこと(でも、それも楽しい)がたくさんありますよね。

    でも実は、


    “どのタイプの部屋に泊まるか”


    もけっこうなポイントになってくるんですよ☆彡


    でも、もう大丈夫。

    部屋のタイプ選びで迷うことはありません(断言)!



    全力で遊んで、全力で寝る。

    で、また明日に備える。


    楽しんでくださいね♪


    皆さまの、


    “ホテルの部屋って、なんか種類いっぱいあってわかんなくない?”


    へのモヤモヤが少しでも薄れていたらうれしいです!


    ではでは。
    最後までおつき合いいただきありがとうございました。

    関連記事はこちらになります。

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