「瞬間的なもの」と……「瞬間じゃない」的なもの?
うーん。
間違っていません。
ですが、あってるとも言いたくありません……
台風の時期になるとよく耳にする「最大風速」「最大瞬間風速」の2つ。
確かに文字通り「瞬間」の有無の違いではあるのですが、
「瞬間ではない」風速とは、では何が「最大」なのか?
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「『瞬間』って、本当に一瞬?」
「── 言葉の意味はどうでもいい。オレが知りたいのは歴代の大記録だ!」
「えぇ! でも言葉の意味がわからなかったら、何の記録かもわからないじゃん!」
「いいって言ったらいいんだ!」
「あなたって人は、いっつもそうなんだから! この前だって ──」
すみません……
そういうのは、どこか違うところでやってもらってもいいでしょうか……
── おそらく「意味」に関しましては皆さまが「何となくこんな感じ?」と思っていることで、正解かと思いますが、せっかくなのでこの際少し詳しくなってしまいましょう。
「最大風速」「最大瞬間風速」の意味、ご要望にお応えしてその歴代の記録等含めまして、2つの違いを解説いたします。
皆さまのモヤモヤ解消と、上記カップルの仲直りを目指し、それでは早速いってみましょう。
目次
「最大風速」と「最大瞬間風速」の違いはココ!
こちらの2つが最大であるのは、それぞれに、「風速」
「瞬間風速」
そのままですね。
「風速」とは風の吹く速さのこと。
ですが、風というのは同じ速度で、一方方向に向け、1日中ポケーっと流れているわけではないのです。
常に方向も速度も変わる。
── ではこのように自由すぎる風に対して、どのようにアプローチしていけばいいのか……?
「平均値」と「瞬間値」を観測により割り出してアプローチ、です。
ある一定時間を一区切りとし、その平均値を出す。
それとは別に瞬間ごとの風の速さを観測する。
気象庁では用語として「風速」といった場合には「10分間」での平均風速のことを指す、としています。
10分の間には強い風が吹く時もあれば、弱い風が吹いている時もある。
それらを均等にならした値(平均値)が「平均風速」です。
つまり、
-
「風速○○メートル」=「10分間の平均風速○○メートル」
→「風速」=「平均風速」
例えば、
「9時に強い風が吹く」
「9時5分頃にはその風も収まる」
「その後もそよ風程度しか吹かなかった」
のような場合には、9時に発生した強い風も「10分間平均風速(つまり『風速』)」としてはかなり相殺されて記録に残ることとなるのです。
(※ 例えば、の話です。相当ざっくりな説明となっています)。
さて、この10分間には、上記の通り色々な強さの風が吹いていることになります。
強い風、弱い風。
その瞬間ごとに吹いている風ですね。
ですのでこれらの風、それぞれの速度が「瞬間風速」。
── といいたいところなのですが、少しだけ違うのです。
気象庁での風速計の測定間隔は「0.25秒」。
0.25秒ごとに記録が更新されていきます。
以前まではこの「1回分の測定値(0.25秒)」が「瞬間」とされていました。
「瞬間風速」=「測定ごとの値」
そのまま使われていたのですね。
0.25秒なので、かなり「一瞬」です。
現在では、
「瞬間風速」=「測定値12個分の平均値」=「3秒間の平均値」
2007年12月4日に、変更され「瞬間」は「3秒間」に(あくまで気象用語では)。その平均値が「瞬間風速」とされています。
ちょっと伸びました。
ここまでがまずは「風速」「瞬間風速」の意味と違いです(まだどちらにも『最大』はついていません)。
- 風速: 10分間の平均風速
- 瞬間風速: 風速計の測定値(0.25秒間隔)×3秒間分の平均値(= 0.25秒間での測定値の12回分の平均値)
さてさて、ここでやっと「最大」の登場です。
「10分間の平均値」=「風速」の最大の値が「最大風速」
「3秒間の平均値」=「瞬間風速」の最大値が「最大瞬間風速」
ここは間違いないのですが、「10分間」「3秒間」の中での最大値をチマチマ発表しても仕方がない。
1日は10分間だけではないのです(それはまぁ、そうです。24時間もあります)。
また、比較的穏やかだったり、それほど劇的ではない風のスピードは、取り立てて発表する機会もありません。
台風発生などの際に、誰もが知りたいのは「どのぐらい強い風が吹いたのか」ということ。
そこで、
「台風通過による最大~は」
「昨日の最大~は」
「大荒れだった〇時から△時の間の最大~は」
となるわけです。「昨日の最大~は」
「大荒れだった〇時から△時の間の最大~は」
勝負はこれら区切られた期間の中でつけられます。
ただしあくまで、
「最大風速」の基準となるのは「10分間の平均風速」
「最大瞬間風速」では「3秒ごとの平均値」
です。「最大瞬間風速」では「3秒ごとの平均値」
例えば上記の「昨日の最大風速」の場合。
風の吹く強さが常に変わっている、ということは、それら10分間の平均値も大きかったり小さかったりしていることになります。
その中での最大の値ですね。
エントリーするのは、昨日1日を通しての「10分間平均風速」たち。
その中で最も大きな「平均値」が「最大風速」の座を手にします。
そして「最大瞬間風速」。
昨日1日を吹き抜けていった様々な風たちの「3秒間の平均値」での争い。
最も早いスピードをたたき出した「瞬間(3秒)」の風の値が「最大瞬間風速」ですね。
ですので「最大風速」に比べ「最大瞬間風速」は格段に強い風となるのです。
「最大風速」はあくまで平均値。
わかりやすく数字でいえば「強い風10」も、その後の「弱い風2」と合わされば「平均値6」となり「最大風速」も「6」と下がるのですね。
一方「最大瞬間風速」は平均値ではあるものの、マイナスになる弱い風と一緒にいる時間はたったの3秒間です。
10分に比べ3秒は短い。
「強い風10」の値もそれほど小さくなることはないのです。
これは「最大」でなくても同じ。
「瞬間風速」であっても「平均風速」の1.5~2倍ほどの強さ、と言われています。
ニュースなどで報じられている風速が「最大風速」なのか、もしくは「最大瞬間風速」なのか、こちらも併せて気にかけていただけますと ── なぜか無性にうれしく感じます。
「最大風速」とは?
── もう大体わかったんだけど……そうですね。大体書いてしまいました……
ではここで、「歴代最大風速ランキング」の発表です。
(※「最大風速」「最大瞬間風速」ともに、上位ランクの威力にはすさまじいものがあります。
また、中にはまだ記憶に新しいものも。
以下、順位を挙げさせていただきますが、被害に遭われた、もしくは親しい方が被害に遭われた等の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます)
歴代「最大風速」の記録はこちら!
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◎第10位: 寿都(北海道)
- 最大風速 49.8m/s 1952年4月15日 ◎第9位: 屋久島(鹿児島県)
- 最大風速 50.2m/s 1964年9月24日 ◎第8位: 石垣島(沖縄県)
- 最大風速 53.0m/s 1977年7月31日 ◎第7位: 与那国島(沖縄県)
- 最大風速 54.6m/s 2015年9月28日 ◎第6位: 剣山(徳島県)(※ 現在観測は実施されていません。また、こちらは「山岳測候所」の観測値。集計では「山岳測候所」での数値は除かれることも多くあります)
- 最大風速 55.0m/s 2001年1月7日 ◎第5位: 伊吹山(滋賀県)(※ 現在観測実施ナシ。山岳測候所)
- 最大風速 56.7m/s 1961年9月16日 ◎第4位: 雲仙岳(長崎県)(※ 山岳測候所)
- 最大風速 60.0m/s 1942年8月27日 ◎第3位: 宮古島(沖縄県)
- 最大風速 60.8m/s 1966年9月5日 ◎第2位: 室戸岬(高知県)
- 最大風速 69.8m/s 1965年9月10日 ◎第1位: 富士山(静岡県)(※ 現在観測実施ナシ。山岳測候所)
- 最大風速 72.5m/s 1942年4月5日
徐々に勢力を衰えさせ、北上してくるのが一般的な台風ですが、沖縄・九州当たりではもの凄い勢いのまま。
時期的に見ても、主に台風による「最大風速」の記録かと思われます。
また、なぜ「山岳測候所」のデータを除いて集計することも多いのか、というのは高度の問題ですね。
高い方が風も強く吹くのです。
例えば富士山などの山頂で吹く風は、通常時であっても平地部で吹く風に比べ、常に強い。
── ということで、少し横道に反れてしまいますが、日本の「観測事情」について、ほんのちょっとだけご紹介です。
日本ではクリアが難しい「風速計設置」の基準
前述の通り、山頂のような高いところと平地部では風速の観測値に、あまりにも差が出てきてしまいます。同じ高さで観測することが、本来ならベスト。
ベストというより「世界気象機関(WMO)」という気象界の親玉のようなところ(国連の専門機関の一つ)が標準としているのが、
- 開けた平らな場所の地上10メートルの高さに風向・風速計を設置すること
- 風速計と障害物(樹木や建物など)の距離が「障害物の高さ」の少なくとも10倍以上ある場所
そして、障害物、目白押し。
特に都市部では、ムリ。
「障害物の高さの10倍以上」もある開けた場所など、確保できないのですね。
では、日本ではどこに設置しているのか?
各気象台などの屋上にさらに塔や台を作り、その上に、です。
──「地上10メートル地点」、遥か彼方。
ですが、これはもうどうしようもないのですね。
いわゆる「ビル風」と呼ばれる高層ビルに当たって強く吹く風などの影響を考えると、まだ「高度はあるけれど、周りには何もない」ところの方がいいのです。
また地域密着型気象観測システムの「アメダス」では、設置高度の標準も変わってきます。
こちらでは地上6メートルの地点に風速計を設置。
もう……
ここまで設置高度の差が出てくると、間違いなくデータにも違いが出てくるはずなのですが、実際には、この問題はスルーされています。
環境的にどうしようもない、ということもありますが、日本の気象は普段は比較的穏やか。
台風がやってきた時など、特別な時の風速がしっかり観測できればいい。
── そういわれてしまえば、そうなんだろうなぁ、という気にもなります。
これが、ちょっとだけ知っておきたい「日本の観測事情」です。
単純に自分が驚きつながらもニヤついた部分だったので、ついついご紹介してしまいました……
「最大瞬間風速」とは?
さて「最大瞬間風速」です。こちらも、ランキングを見てみましょう。
前述の通り「最大瞬間風速」は「最大風速」に比べ、かなり強いものとなります。
暴風などの警戒を促すニュースなどで報じられている(~メートルの恐れあり、などと)風の強さが単なる「風速」なのか「瞬間風速」なのか。
また「最大風速」なのか「最大瞬間風速」なのかでも大きな違いが出てきます。
「風速」 < 「瞬間風速」
「最大風速」 < 「最大瞬間風速」
です。「最大風速」 < 「最大瞬間風速」
いずれも2倍近い強さになる可能性もありますので、ご注意ください。
歴代「最大瞬間風速」の記録はこちら!
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◎第10位: 剣山(徳島県)
- 最大瞬間風速 69.0m/s 1970年8月21日 ◎第9位: 西表島(沖縄県)
- 最大瞬間風速 69.9m/s 2006年9月16日 ◎第8位: 石垣島(沖縄県)
- 最大瞬間風速 71.0m/s 2015年8月23日 ◎第7位: 宇和島(愛媛県)
- 最大瞬間風速 72.3m/s 1964年9月25日 ◎第6位: 那覇(沖縄県)
- 最大瞬間風速 73.6m/s 1956年9月8日 ◎第5位: 名瀬(鹿児島県)
- 最大瞬間風速 78.9m/s 1970年8月13日 ◎第4位: 与那国島(沖縄県)
- 最大瞬間風速 81.1m/s 2015年9月28日 ◎第3位: 室戸岬(高知県)
- 最大瞬間風速 84.5m/s 1961年9月16日 ◎第2位: 宮古島(沖縄県)
- 最大瞬間風速 85.3m/s 1966年9月5日 ◎第1位: 富士山(静岡県)
- 最大瞬間風速 90.1m/s 1966年9月25日
数値的にも群を抜いています。
が、平地部の宮古島(2位)でも「85.3m/s」。
平地でこの強さはとんでもないです。
またつい最近(2015年)記録入りしてしまった「与那国島」と「石垣島」。
こちらはそれぞれ「台風21号」「台風15号」によるものです。
さて、数値だけ見ていても「凄い強風そう」という予想はつくのですが、実際にこれらがどのくらいもの凄いのかといいますと、
- 強い風: 風速およそ 15m/s 以上 20m/s未満
- 非常に強い風: 20m/s 以上 30m/s未満
- 暴風: 20m/s 以上
- 猛烈な風: 30m/s 以上 または最大瞬間風速 50m/s 以上
「猛烈な風」でもこの程度。
そしてこちらが「台風」の勢いを表わす用語。
- 強い台風: 最大風速33m/s 以上 44m/s 未満
- 非常に強い台風: 44m/s 以上 54m/s 未満
- 猛烈な台風: 54m/s 以上
さらにこの「猛烈な台風」の54m/s 以上の風が「最大瞬間風速」であったとしても、
(※ 上記の台風は『最大風速』で表わされているので、実際の『最大瞬間風速』はさらに大きなものと予想されます)
- 普通自動車、または大型自動車が横転
- 電柱(鉄筋コンクリート製)が折れ、破損
- 木造住宅の壁が歪む、またはひび割れる
- コンクリートブロック塀(転倒防止のための補強用の壁のついたものでも)の大部分が倒壊
そしてこれが上位クラスの「最大瞬間風速 ~ 94m/s」になると上記の被害プラス、
- 鉄筋コンクリート造りの集合住宅のベランダの手すりが広い範囲で変形
- アスファルトが剥離
- 鉄骨系プレハブ住宅の外壁材も変形、または浮き上がる
- 車が吹き飛ばされる
- 森林の大木でも大半が折れる、または引き抜かれることも
- 工場や倉庫の大規模な庇(ひさし)の比較的広い範囲で屋根ふき材(屋根を覆っているもの。トタン板や瓦、銅材など)が剥離、脱落
- 家が倒壊することも
もう、考えられない強風です。
人が風に向かって歩けなくなるのは「風速17.2m/s ~ 20.7m/s」と言われています。
比ではないです。
車が横転するなら、人は飛んでもおかしくない。
ほとんど竜巻レベルです。
ちなみに竜巻による「最大瞬間風速」の記録は、
「142.2m/s」 (アメリカ合衆国 オクラホマ州 ブリッジクリーク 1999年5月3日)
「142」── 国が丸ごと飛んでいってしまいそうな数値です。
こちらの記録は風速計によるものではなく「ドップラー・レーダー」によるもの、とのことですが「計器はこの際関係なし」と言いたくなるほどの圧倒的な強風です。
ドロシーをカンザスシティーからオズの国に飛ばしたのも、きっとこれ級の竜巻だったのではないでしょうか。
竜巻を除いた「最大瞬間風速」の世界での記録は、公式のもの・非公式のもの含めまして、以下のようになっています。
- アメリカ合衆国 ニューハンプシャー州 ワシントン山: 103.3m/s(1934年9月12日 / 公式記録)
- グアム島 アンダーソン空軍基地: 105.5m/s(1997年12月16日 / 計測機器が風により破壊されたため非公式)
- オーストラリア バローアイランド空港: 113.3m/s(1996年4月10日 / 非公式)
最大瞬間風速90メートルです。
これが直撃したのですね。たまりません。
その後(11月11日)アメリカ軍合同台風警報センターにより、最大瞬間風速は「105m/s」と発表されます。
(※ アメリカでは1分間平均で解析するため、日本の10分間に比べ、その数値も大きくなります)
日本名では「平成25年台風第30号」。
この年は台風自体も多かったのですね。
(※「平成25年台風第30号」は「平成25年にやってきた30番目の台風」の意味)
怖いものの代表格を示した昔の人の格言(かどうかはわかりませが)、
「地震・雷・火事・おやじ」
この中に「台風」や「強風」が入っていないのが不思議なくらいです。
「おやじ」……どれだけ怖かったのでしょう。
全く関係ありませんが、ちょっとだけ気になります……
「最大風速」「最大瞬間風速」をまとめる!
台風の恐ろしさが思っていた以上でした。瞬間的(3秒)にでも80メートルなどの強風にあおられたら ──
外に出たくないですが、家の中にいても壁が歪んだり、横転した車や看板などが直撃するかも……
台風には早めの対策が大事なのです。
実際2015年の石垣島の台風は大規模だったにも関わらず、幸いにも亡くなった方は一人もいません。
今後も必ずやってくる台風シーズン。
皆さまが安全に過ごせますよう、かなり本気で願っております。
さてさて、台風は怖いですがとりあえず一旦そこから離れ、最後に「最大風速」と「最大瞬間風速」の違いをまとめていきましょう。
それぞれ何の「最大」?
- 最大風速:「風速」の最大
- 最大瞬間風速:「瞬間風速」の最大 → → →
- 風速:「10分間に吹いた風の平均値」
- 瞬間風速:「3秒間(測定間隔0・25秒の12回分)に吹いた風の平均値」 → → →
- 最大風速:「10分間平均風速(風速)」の最大値
- 最大瞬間風速:「3秒間の平均値(瞬間風速)」の最大値
どっちが強い風?
- 「最大瞬間風速」 > 「最大風速」 → どちらも「平均値」で表わされますが、その対象となる期間が短い「最大瞬間風速」の方が大きな値となります。
(「風速」と「瞬間風速」でも1.5~2倍の開きあり)
「最大風速」「最大瞬間風速」のトップは?
「富士山」を別にすれば、- 最大風速:「室戸岬(高知県)」の69.8m/s(1956年)
- 最大瞬間風速:「宮古島(沖縄県)の85.3m/s」(1966年)
- アメリカ合衆国 ニューハンプシャー州 ワシントン山での「最大瞬間風速」: 103.2m/s(1934年)
- アメリカ合衆国 オクラホマ州 ブリッジクリークでの「最大瞬間風速」: 142.2m/s(1999年。ただし、ドップラー・レーダーによる記録)
終わりに……
たかが風、されど風 ──それほどの強風でなくても、1日のうちに必ず「最大風速」「最大瞬間風速」は存在しています。
できれば穏やかな、凪のような風がいい……平和な風がいい……
「今日は風強いなあ」と思う日に「最大風速」「最大瞬間風速」を調べてみるのも面白そうですね。
その数値を体感できます。
それ × どのくらいが80や90になるのか ── もしかしたら想像だけで体が浮くかもしれません。
さてさて、いかがでしたでしょうか。
「最大風速」「最大瞬間風速」の違い、その強風にもほどがある歴代の記録たち。
今後の台風による被害ができるだけ小さな規模で収まりますよう、そして皆さまのモヤモヤも少しでも解消されていましたらうれしいです。
(冒頭のカップルの方たちも、ついでに仲直りしちゃってください)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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